シェルパの魂

  • 2016.11.29 Tuesday
  • 23:00

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いつもより早く帰るとNHKのニュースで「シェルパ」の古市さんの活動を紹介していた。先日、きょうされんの交流会で会ったばかり。福島第一原発から20キロ圏内の広野町、楢葉町で、発達障がいの子どもたちの放課後支援をしている様子を紹介していた。時にはいわき市の学校に迎えに行くという。

 

 

帰還した住民は少なく、古市さんは、今まで働いていた事業所を辞め、通所より在宅中心のサービスをあえて選んだ。子どもたちと真摯に関わる姿は、10年前、ふたばの里のスタッフだった時と変わっていない。いや迫力を増している感じだ。奥さんを含め4名のスタッフで仕事をしているそうだが、支援員は不足していると言う。少し疲れているように見えたけど、取材される機会も多く、それもまた疲れる原因かな? でも、まだ若いし、彼はきっとやり遂げることだろう。被災地の希望の灯火のような存在だ。

 

http://www.nhk.or.jp/fukushima/hamanaka/index.html

 

online

 

※HPの下の矢印の > をクリックすると出てきます。

著作権の関係で一週間くらいでなくなります。

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    つながりの種

    • 2016.11.27 Sunday
    • 22:59

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    「つながりの種」は、全国から届いたひまわりの種を、郡山の「にんじん舎」にお願いし、オイルを絞り、切り出した木片に塗って、キーホルダーに仕上げます。今年もたくさんの種が届いて、今年の分のつながりの種を製作中。

    志をつなぐ

    • 2016.11.26 Saturday
    • 22:56

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    「きょうされん」の若手管理者の研修会が福島であって、交流会に参加させて頂きしました。被災地の福島で、二本松のコーヒータイム、楢葉町のシェルパ、浪江のサラダ農園、南相馬のぴーなっつ、あさがおなどを見学してきたそうです。
    全国から集まった若い施設のリーダー、人が住んでいない町やぴーなっつの青田さんの話が印象に残ったようです。命のつなぐ大切さや、故郷で障がいを持つ人を支える役割を感じていたようです。地元の施設職員が話す時間もあったのですが、それぞれが震災当時の事や支援を受けての感謝を述べました。「きょうされん」は、同じ障がいを持つなかまを支える志があって、熱いものを感じました。きっと次の世代にも受け継がれることと思います。

     

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      地震、再び

      • 2016.11.23 Wednesday
      • 22:54

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      朝6時前、久々い大きな地震。震災後に設置された防災無線のスピーカーから、警告音がなって、テレビをつけるとアナウンサーが「津波・逃げて!」と早口で避難を促してる。末娘が、ベットに潜ってきた。5年前の地震がフラッシュバックする。中学校から、警報が終わったら通学せよと連絡があり、小学校の娘は車で送っていった。

       

      もくもく(作業所)には、松川さんが来ていて、一人暮らしで海の方に住んでいるので、少し不安そうだった。収納ケースが全開、棚から物が落ちていたりしたけど、大きな被害はなかった。同じ法人の「ゆうゆうクラブ」は海の近くにあり、所長にKさんが来たが、津波の被害にあった所なので、職員は自宅待機となり、事業所も休みとなった。

       

      一番心配だったのは、福島第2原発の3号機の冷却システムが機能しなくなったことで、ドカンとなれば、また避難しなければならない。すべての事が人間のアンダーコントロールにはいかない事を5年前に学んだはずだが、原発ありきで話は進んでしまっている。今も福島では8万人が避難してるのになぁ。きっとまた来る。

       

      もくもくは通常営業とし送迎に出かけたが、国道6号の津波で浸水したエリアは通らないように指示した。ラジオをかけて仕事をしていたが、緊張は続く。しかし、お昼頃になると鎮静して、午後からゆっくりと仕事をした。みんなで歌を唄い、シルク印刷で共同作業を行ない、充実した一日となった。

      ゴミ拾いとポケモンGo

      • 2016.11.23 Wednesday
      • 22:51

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      休日、海に捨てられたゴミを拾う「海さくら」というプロジェクトに参加してきました。

      今回で3回目ですが、この企画を神奈川の藤沢市で始めた元祖海さくらの古澤さんと一緒です。相馬の尾浜海水浴場付近には、なぜかスマホを持った人がたくさんいて、相馬チームの代表のモリタさんが人を集めたのかと思いましたが、理由は「ポケモンGo」でした。

      東京のお台場に登場する珍しい海のポケモン、ラプラスがゲットできるらしいです。雨でもこんなに集まるなんて、社会現象なんですね〜。結局、参加者は多くありませんでしたが、一緒にゴミを拾ってくれた親子とお姉さんもいて、「まだ社会は捨てたもんじゃね〜ぞ!」と希望を持つことが出来ました。これは本当に収穫でした。

       

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      障がいを持つ娘が、雨の中でもくもくとタバコの吸い殻を拾う姿は、何とも言えない光景でした。福島では、原発で出たゴミもまた増え続けていますが、経済優先で出たツケは見なかったことにされて、そんな事は自分たちには関係ないことじゃん!になってしまう。そのために一部の人が迷惑を被るが、あまり感情移入しない社会。それで本当にいいの? 原発を止めない日本、本当の戦うべき相手は、そこにいるように思います。

       

       

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      軽トラ一台分のゴミを、作業所に持ち込むことができず、家に持って帰ると家族に呆れられてしまいました。処分の方法を考えなければならない。このままだと、市でも持っていってくれないし、お金を払って処分するのも違うよなぁと思う。

       

       

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      一緒にゴミを拾ってくれた親子のお父さんは、「自分たちの住む環境は自分たちで考え行動していかないといけなくて、子どもに恥ずかしくないようにしたいね」と話していました。本当にそうですよ。こうなってしまった福島は、自分たちの責任でもあるのですから….。

       

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        一筆箋

        • 2016.11.19 Saturday
        • 22:49

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        「つかってね」とくるみさんからメッセージと、えんどう豆から一筆箋を頂きました。

        かわいいですね。くるみさん、 ちえさん、みずほさん、ふみゆきくんのイラスト入りです。

        ほし〜と思った方、えんどう豆にFAX(0244-23-4177)してみてください。

        価格は一冊、350円だそうです。

        もくもく芋煮会

        • 2016.11.19 Saturday
        • 22:45

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        「芋煮会」は東北地方の秋のイベントとして定番になっている。本来は屋外で行うのだけれど、天気や体調などの不安がありKさん宅で芋煮会を行った。月に一度のお楽しみ会の活動なのだけれど、みんながイキイキとして楽しそう。

         

        女性が多いためか手慣れて、調理系の仕事もいいなぁと思った。1,000円分のお肉で焼き鳥を作ったのも大好評で、必死にかぶりついていた。食材を持ち寄ったので会費が200円と破格の食べ放題。でも漬け物のユズは、福島県産のものではないよ〜と安全宣言。

         

        デザートのパフェまでついて大満足の一日となりました。

         

         

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        うまそ〜。ベーシックに肉は豚で味噌味で福島風。(山形では、牛で醤油)

         

         

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        スーパーに夕方に行って、破格のお肉をゲット。焼き鳥職人になったMさん。

        アートの日

        • 2016.11.17 Thursday
        • 22:45

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        「もくもく」のみんなと、南相馬市立図書館で、えんどう豆と合同での「アート・ワークショップ」に参加してきました。えんどう豆のみんなと久しぶりの再開、とても喜んでいました。クレヨン、クレパス、パステルを使って、それぞれがステキな絵を描きました。みんなの中に輝く個性と世界観があるので伸ばしてやりたいなぁと思う所長なのでした。カフェビーンズで食事をして、楽しい一日になりました。次回は12月です。

         

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        最後にみんなで発表会。すてきな絵ですね。

         

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        ビーンズのみんなも元気そうでした。接客、上手ですよ。

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          えんどう豆のHP

          • 2016.11.16 Wednesday
          • 22:43

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          南相馬ファクトリーのHPに「えんどう豆」の元気な姿が見れないと嘆いている皆様、大丈夫です!

          えんどう豆のブログで、高野所長がせっせとUPしてくれております。いい写真がたくさんありますよ〜。

          えんどう豆のパワーは、明らかに「なかま」(えんどう豆では研修生と言ってますが….)から来るものでしょう。

          田んぼに囲まれた環境も無縁ではないかな。

          メンバー同士がセッションしている感じがあるのがステキなのです。

          どうぞ、HPを覗いてみてくださいね。

           

          http://endoumame-fukushima.com/blog/

           

          ほっと悠

          • 2016.11.16 Wednesday
          • 22:40

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          「ほっと悠」に行ってきました。小高区の避難指示解除に伴い、「ほっと悠あゆみ」を再開させるため、村田理事長が奮闘していました。作業所の仕事はカフェで、住民に利用できるように喫茶コーナーの改修工事が進んでいます。避難指示が解除されても、戻ってくる利用者は多くはないようですが、小高の復興のために動く人なんだよね、村田さん。「佐藤君、いい職員いない?」現在、調理できる人を探しているようです。腕に覚えのある方は是非!

           

           

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