GIVE & TAKE

  • 2016.07.31 Sunday
  • 00:06

GIVE & TAKE

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今年も富士通労働組合(R&D支部)の方たちが、会社で育てたひまわりの種を届けに南相馬に来てくれました。

おなじみの顔に、えんどう豆のみんなが大歓迎で、うれしそうです。

お礼に、上を向いて歩こうと365日の紙飛行機の歌を歌って、たくさん商品を買っていただきました。

明石(兵庫)や川崎(神奈川)の事業所から来ていただいて、朝5時に出発したとか。

 

 

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ひまわりの成長の記録を話していただきました。

熊本の大津出身の方もいらして、何かとご縁を感じます。

本当にありがとうございました。

 

 

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今年も新曲が増え、えんどう豆に音楽は不可欠のようです。

 

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お二人さん、いい感じですね。

障がいがあったからって、心がピュアな分、人間的な魅力はかえって強いくらいです。

 

 

 

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神奈川で悲しい事件がありましたが、えんどう豆の答えはみんなが仲間ということです。

 

 

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昨年買ってもらったキーホルダーや、ひまわりオイルを塗ったペンダントを付けていて、ウルウルものです。

ギブアンドテイクができるえんどう豆のパワーはすごいですね。

いざ和歌山へ

  • 2016.07.30 Saturday
  • 00:04

いざ和歌山へ

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夏休みの保養クログラムのため、娘が4泊5日で和歌山に行くことになりました。原発事故のために屋外活動に制限があるかもしれないという配慮のため、外で元気よく遊んで欲しいという願いの為に企画されたものだと思います。相馬では海には入れないので、海水浴やキャンプを楽しんできて欲しいかな。震災前は、相馬に自然の家があり、日常の中に自然と親しむ環境がありましたが、今は確かにないかも….です。親としては、ホームステイをするというので、わがままが通らない環境に身をおくという経験をして成長してほしいと思っております。

 

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和歌山の子供たちも相馬に来て、交流があるそうです。

震災から5年が経っても支援があることが有り難いですね。

 

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はまなすが実をつけていました。相馬の花です。

30years a go….

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 00:03

30years a go….

赤い旗

もう30年も前の話になってしまうが、大学時代に神奈川県の福祉施設の警備員のアルバイトの仕事をしていた。学校のような大きな施設で、沢山の障がいを持つ人が暮らしており、家庭のような環境に暮らせないものかと思っていた。卒業研究でも、施設の形を研究して、当時、珍しかったグループホームがいいのではないか?私の疑問は、ノーラライゼーションということであった。しかし、どうしても家庭で暮らせない人が行く受け皿は必要であるようにも思えた。

 

当時、県は重度の障がい者のために、津久井(相模原)と愛名(伊勢原)の2つの施設を運営していた。そこで働く人とは、いっしょに夜食を食べたりして、親しくなったが、障がいを持つ人たちへの愛情があって、何を考えて働いているか興味深かった。言葉がない人や強いこだわりがある人に対して、人が人として、どう考えるのか。地域の中で、家庭で暮らし、仕事があって働いて、休みには友だちと遊びに出かける。そんな当たり前のことができないんだなぁと思うと、人を入れる器、社会との関係性のデザインも必要だと思った。

 

大学を卒業して建築の仕事に就き、障がいがある子どもが生まれ、福祉の仕事をすることになった。重度の障がい者に関わることも多くなったが、地域に作業所があることで、障がいがあっても、家庭があり地域で暮らすことで、幸せに暮らしていることができる確信してきた。一人ひとりが大事な存在であることは基本中の基本のことであり、危うい命であればあるほど、丁寧に日々を暮らすのだ。

 

神奈川での事件の報道は悲しいものだ。犯人の出した結論は、社会(国)にとって障がい者は不要との考えであり、犯人は、2つの施設を襲い、自首して無罪となって、社会に戻って顔を整形して、国から報奨金をもらうような事を書いている。ヒトラーが障がい者を殺戮した感じに近いものがあって、時代がそちらに動いているのではないかと心配になる。人がいて社会があるのであって、一定の割合で生じる不利益を背負う人たちに対しては、自分の代わりに背負っていると考え、社会が支援をして、人として生きる権利を守るべきだと私は思う。合掌。

武者絵展

  • 2016.07.26 Tuesday
  • 00:02

武者絵展

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もくもくのみんなで、イラストレーターや漫画家の人が描いた「武者絵展」を見に行く。

時間をかけて描かれた作品が多いが、被災地の南相馬を応援しようと企画されたイベントだ。

30年前までは自分もマンガオタクであったが、今ではほとんどの作者がわからないのが悲しいなぁ。

 

メンバーさんに教えてもらうが、アニメやゲームの名前もわからないので限界(笑)

歴史ブームにあやかり、南相馬のお土産を視察するつもりでいたが、体調不調の人がいて、目的が果たせなかった。

 

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上は、ライブペイント?の様子。(正確に言うとドローイングですね。)

あさがお、がんばる。

  • 2016.07.25 Monday
  • 00:00

あさがお、がんばる。

新聞

 

南相馬ファクトリーでバッジを作っている「あさがお」が、避難指示解除が解除された小高区の人たちを支援するため、高齢者の送迎サービスをスタートするそうだ。お店なども整っていないので、生活物資を届けることも行うという。

 

震災後、障がい者の移送支援「さっと」を行っていて、えんどう豆やひばりワークセンター、相馬養護学校の生徒が利用してる。 実は私が名付け親。いつも元気な理事長の西さん、がんばるなぁ。

 

織り上がり

  • 2016.07.24 Sunday
  • 23:59

織り上がり

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「所長。できたよ〜。見てぇ。」と声をかけられ、織り上がった布を広げる。

お〜、がんばったね。慣れてきて緯糸のピッチ均一になってきた。

色もきれい。本人も満足そう。

後は製品ですね。さをりの製品は、差別化は難しいのですが、がんばります!

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    野馬追2016 初日

    • 2016.07.23 Saturday
    • 23:58

    野馬追2016 初日

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    今年も相馬野馬追の日がやってきました。

    平将門の時代より、1300年ほど前から続いていてる行事(神事)です。

    長年、我が家の隣りの人も出陣しており、朝、馬に乗っていく姿を見送りするのですが、今年は殿様の付き人となったために、見る事ができず、少し残念です。

     

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    いろんな旗があつて、役割や自分の家を表していて、デザイン的に面白い。

    甲冑姿ももちろん、かっこいい。馬もステキ。

     

     

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    今年は暑くなく、天気は曇り空が最高です。

    暑いと、人も馬も大変で、救急車のお世話になる人が多数。

     

     

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    7月23日(相馬市)いざ出陣

    7月24日(南相馬市 原町区)神旗争奪戦 甲冑競馬 (軍事演習ですな。)

    7月25日(南相馬市 小高区)野馬懸 (神事的色合いが濃い内容)

     

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    通りには人は出て来たが、駅前は閑散としていたなぁ。お客は少ない?

     

     

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    野馬追を題材に、お土産品を作ろうと試行錯誤していたら、午後から疲れが出てダウン。動けねぇ〜。

    今年は間に合わなかったけれど、来年の野馬追まで、たくさん商品を作って売るぞ!と目標を立てました。

    カレーの日

    • 2016.07.22 Friday
    • 23:56

    カレーの日

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    今日はカレーの日。役割分担して、みんなでカレー作ります。

    庭でサラダに使うバジルやトマトを取ったり、フルーツポンチを作ったり、いつもと違って、生き生きしてますね。

     

     

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    カレーは、甘口と辛口があり、ほとんどの皆さん2杯も食べ、体重が心配です。

    生活能力が見てとれて、これも意味があるなぁと思います。

     

     

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    食後は、少しまったりと休んだ後に、公園で体を動かしました。

    就労B型の作業所らしくないけど、まぁ、いいか。

    作業所に戻って、絵を描き、これを仕事に生かすことにしました。

     

     

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    この日、きょうされんの人たちが、もくもくを訪ねてきてくれました。

    無事、動き出していますが、何かと大変ですと報告しました。

    海の日

    • 2016.07.19 Tuesday
    • 23:52

    海の日

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    海の日のごみ拾いのボランティア。

     

    相馬の海水浴場は子供たちが、海に入り遊んでいた。

     

    ペットボトルや花火の燃えかすや、タバコの吸い殻のゴミが落ちている。

    遊泳禁止なので、警察が見回りの来てる。

     

    民宿のあった場所に、無愛想なコンクリートの防潮堤が作られていた。

     

    小さな女の子に「おじちゃん、コレあげる。」と言って、空のペットボトルをもらう、

    ゴミは、自分のことしか考えないから出るんだよなぁ。

     

    原発はみんなのためと思ってやったんだろうけど、結局、すごいゴミが出てしまった。

    海はきれいなのに、汚してしまったのは人間で、そこで生きるのも人間だ。

    ただ捨てる人と拾う人が違うだけ.

    塀と蛍

    • 2016.07.19 Tuesday
    • 23:51

    塀と蛍

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    小高町に入る手前、国道6号線沿いにある放射線廃棄物の中間貯蔵施設の塀に絵が描かれていた。

    黒い袋は増え続け、プレコンパックは遺跡にように積み上げられていく。

    除染が進めば進むほどに、増えていくが、多くなればなるほど、見るのがつらい。

    こんな違和感を持ち続けるのは、健康によくないので、考えないようにした方がいいはずだ。

    でも、ここに住んでいる限り、目の前に在り続ける問題である。

     

    障がい者の障がいと同じだなぁ。

    あきらめるというか、現実を認めて気にしない方が得策であると学ぶ。

    ここに住む人にとっては、付き合っていくしかない状況が、死ぬまで続いていく。

    ラジオをつけると、防災FMが、今も放射線量を伝え続け、住民の3.11の記録を伝えている。

    この5年、信じられない光景を目にしてきて、これでいいのか?

    できることはしようとしてきたけれど….。小高に来ると、また引き戻される。

    怒りにような哀しみのようなネガティブ?なエネルギーが自分を動かしてきたのかもしれない。

    本当は楽しい明るいエネルギーで、楽しく人生を楽しむ方が、いいに決まってるのになぁ。

     

     

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    休日も仕事をしてしまって、家に帰ると、庭で蛍がお出迎え。

    ちょっと得した気分。

    (写真、下手ですいません。)

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