鏡
- 2014.12.28 Sunday
- 07:20
えんどう豆も年末年始の休業に入りました。慌ただしい一年でしたが、多くの事に気付かされた年でした。障がいがある人たちと付き合うことは、鏡のようなもので、純粋であれば美しいものが還ってくるのですが、言葉のない人の声を聞かないと、こちらの都合を押し付け、不完全なものをさらす結果となります。
今年は、スタッフが、サービスを提供するというより、仲間を尊敬することができたのかなと思うのです。障がいがあるということはネガティブに捉えがちですが、心は別な所にあり平等です。スタッフもメンバーも、ボスも兵隊もない次元で、お互いに尊敬しあう。現場は、困ったことを語るのではなく、すばらしいことを見つけ話をするようになっていきました。職員の資質による力というより、愛の力と言っていいのかもしれません。愛の力の源は、えんどう豆に通ってくる人たちなので、幸せを共有させてもらっていると言った方が正しく、幸せは伝わっていきました。
つらい状況でも支え合うこと、障がいがあっても、楽しく生きることができること。えんどう豆からのメッセージです。障がい者という問題や、福島の抱える問題があっても、ネガティブにエネルギーに取り込まれることなく、ポジティブに純粋に生きたいものです。
- 自立研修所 えんどう豆
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