わたしたちにできること

  • 2014.11.30 Sunday
  • 23:21



Hさんから、バッジの販売の様子を報告して頂きました。
「わたしたちのできること」、本当にそうです。私も同じ気持ちです。

ファクトリーの活動は、小さな活動ですが、全国の皆さんに協力していただいて、確実に広がっています。
販売での様子を聞くと、たまらなくうれしいものです。
みんな思いがあるのに、国の向かう方向が違う気がします。
以下、Hさんのメールを紹介させていただきますね。

 去る8日に、缶バッチをイレブンフェスタ(バザー)で

 募金販売をさせて頂きました。

 だるまのものを受験のお守りにと友達同士で買ってくれた子、

 ただ 可愛い〜と手に取ってくれた子、もう一個やっぱり買います!と来てくれた子

 ひまわり育てます〜と言ってくださった親子。

 色々な話をしながら他の東北の食べ物と一緒に販売しました。

 イレブン入りが人気でもっとイレブン入りにすればよかったです。

 150個完売でした。

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    榛東村から

    • 2014.11.28 Friday
    • 00:51
     


    群馬の榛東村から社協さんが福祉関係の人を連れて、南相馬に視察にやってきた。国道6号を北上し、原発から20キロ圏内の旧警戒区域の様子を見て、まだ人が戻っていない南相馬の小高区の会場で、私と社協さんから、震災後に起きた事を話くというプログラム。この日は、販売もしていいというので、えんどう豆のみんなと出かけ、歌とダンスのライブ付きのスペシャルバージョンであった。
     

    えんどう豆のみんなが歌い、踊りだすと、みんなが乗ってくれた。笑って笑顔になっている人もいれば、涙を流している人もいた。彼らが、ここで一生懸命に生きていることが伝わり、アンコールの声も上がるほどであった。そんな雰囲気だったので、販売も順調。えんどう豆のみんなが、それぞれの役割を果たし、グッズをたくさん買って頂いた。まるでミュージシャンのような仕事。でも、歌も演奏も下手なのに魅了するのはなぜなんだろう? 村でも作業所があるが、イメージが変わったと話していた。
     

     彼らの生産性は高くはないが、彼らの魅力、強みを伝えるには違う視点が必要だ。今回、彼らには、人をしあわせにする力があるに違いないと思った。もしかしたら、彼らの存在にこそ、未来のためのビジョンのヒントがあるのではないか。そんな気がする。

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      コッペ

      • 2014.11.26 Wednesday
      • 23:38
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       個人的な事ですが、支援学校の娘の実習先にお邪魔してきました。仙台の「コッペ」というパン屋さんです。障がいのなる人が働いていていますが、街のパン屋さんに障がいを持っている人が働いているコンセプトで、福祉の補助金なしで、パン屋としてスタートしたと聞いて驚きました。(今は就労継続B型)だから、仕事に対しての姿勢はひたむきで、プロの現場の雰囲気があります。地域の人の関わりも大事にしていて、地域社会に対して開かれている印象がありました。
       
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       おいしいパンとクッキーを焼いています。衛生に関しては、細心の注意を払っていました。皆さん、真剣に働いていました。娘はというと、緊張していましたが、先輩の指導をうけ、まじめに作業をこなしていました。施設長さんも、作業着を来ていっしょに仕事をしていて、仕事をする姿がステキでした。実は昨年、きょうされんの全国大会で、お会いしていた方で、ビーンズのカフェで、クッキーを納入していて、以前から関係があったのです。狭いな〜。
       

       娘の作ったパンを分けてもらい感無量。いや、もったいなくて、食べれない。働いている厨房は雰囲気が明るくて、パン工房の仲間という連帯感が伝わってきます。お給料は多い人で7万円ほどだとか。おみやげクッキーとパンを買ってきましたが、国産小麦を使ったこだわりのパンです。地元にこんな作業所というか、パン屋さんが欲しいなぁと思いました。
       
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       寮まで一人で帰る娘。ちょっと成長したかな。
       
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      楽天のプレゼント

      • 2014.11.25 Tuesday
      • 23:33
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       相馬市の向陽台に楽天が、屋内運動場を作ってくれた。まだ、運用は開始していないと思うが、運動不足になりがちな地域に人たちにとって、明るい話題だ。向陽台は、もともとゲートボールのメッカであったが、震災後、サッカーやソフトボールのグランドが整備された。

        先日、南相馬市に住む友達と話をした。子どもたちは、原発事故の影響で、集団登校はできなくなり、車でも送り迎えとなったそうだ。屋外で遊ぶことは避けていると言っていた。そのためか、太り気味の子どもたちが多いと言う。NPOが除染して安心して遊べる公園を作ったり、小さな子どもたちとあ母さんが集えるサロンも出来た。住民は折り合いをつけ、覚悟を決めての生活して、それが日常になっていると思うが、こんな事があっていいのだろうか。非常に悔しい。

      ひこうき雲

      • 2014.11.24 Monday
      • 23:28

       「パパ!飛行機雲がきれいだよ!」と娘から声を掛けられた。外に出てみると、十時に飛行機雲がかかっていた。数分後、2人で空を眺めていると、飛行機が直線を描きはじめていた。高度は違うのだとうけれど、ちょっとドッキリ。こういう事もあるんですね。でも、ちょっと得した気分。

      step for tomorrow

      • 2014.11.23 Sunday
      • 23:34
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       相馬の菊地蔵で行われた「掘下さゆり」さんのライブに参加してきました。震災からずっと相馬に住んで、災害FMでパーソナリティをしていたり、約1,300人の相馬の子どもたちとCDを作ったり、その思いがつまった「この街に咲く花のように」という曲は、彼女のふるさとに対する思いが詰まっている。

       彼女は結婚をし、相馬を離れ、子どもを出産したが、心の中にふるさとの相馬のある。今回は、ケイコ先生が演奏するビオラという弦楽器のアンサンブルがとてもステキだった。南相馬ファクトリーで作ったバッジも、ツアーに同行していた。曲を聴いていると、彼女は希望を歌っているんだなぁと感じた。step for tomorrowとタイトルが付いたライブ。前を向いて歩いていこう。そんなメッセージが込められている。

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      高速有料化

      • 2014.11.22 Saturday
      • 23:44

       特別処置で無料だった常磐道の相馬ICから南相馬ICは、宮城県の亘理から浪江まで開通する12月6日以降、有料になるそうです。毎日、通勤で通っていたので、ちょっとショックですが、観光や経済の活性化につながるかもしれません。これで原発が爆発した時などの有事にも、避難経路が確保されたかな。聞いたところによると、約17,000人が除染や復興関係で人が増えているそうです。

      志を継ぐ人たちが見たもの

      • 2014.11.21 Friday
      • 23:21

       「きょうされん」の若手施設長や管理者の勉強会が、南相馬で開かれた。午前は、旧警戒区域人のいない町をを視察した。午後からは、施設職員から原発事故後の話を聞いた。私は夜の交流会に参加したが、怒りと悲しみ、緊急時に管理者としてどう動くのか、真摯な声を聞くことができた。同じ日本に住んでいても、今の福島の現状は、見ないとわからないのかもしれないなぁ。

      魔法のおかし

      • 2014.11.20 Thursday
      • 23:34
       JDF被災地障がい者支援センターのつながりで、NPO法人しんせいが中心となって「魔法のおかし ぽるぼろん」が出来た。福島の11の作業所がそれぞれの役割分担をして作るが、この製品の魅力は、作業所のほかに、日清製粉、エイブルアート、難民を助ける会のバックアップにより出来たという事だ。これは「つながり∞ふくしま」というコンセプトを貫いたサロンしんせいの富永さんの尽力が大きい。ファクトリーのバッジも「つながり∞ふくしま」のコンセプトであり、震災直後に福島の障がい者の仕事つくりで立ち上がった仲間なのだ。作業所だけでなく、企業、中間支援団体、全国とつながることが、いかに大変なことか。ここまでくるには、どれだけ多くのエネルギーを必要としたことか、頭が下がります。

      ぽるぼろんは、20個以上でしか買えなかったするが、おいしいので、応援してください。

       購入は、ふたば製作所
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        ビレッジネーション

        • 2014.11.19 Wednesday
        • 05:06
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         静岡の富士宮市からNPOのビレッジネーションの村松さんが、えんどう豆を訪ねてくれた。南相馬で新聞記者をしていたTさんのつながりで、静岡に転勤になって、紹介してくれたのだ。ビレッジネーションは、震災後、宮城を支援してきた実績があるが、福島の現状を見たいという事で、えんどう豆を訪ねてくれたのだった。直接的なモノの支援ではなく、自分たちに何ができるのか、問い続けていた。でも、私たちもそうかもしれない。えんどう豆やファクトリーが、全国とつながるきっかけになればいいかな。

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