ギブアンドテイク

  • 2014.03.30 Sunday
  • 23:18
写真 (3).JPG

 これで5回目のボランティアのYAGIさん。手作りの人形を作って、人形劇を見せてくれた。Yu子さんは、大喜びで泣いたり、笑ったり、大騒ぎ。えんどう豆のみんなは、楽しみにしている。原発事故があっても避難しなかった飯館村の老人ホームにも、毎回、行っているそうです。60名ほど利用者がいるそうですが、職員の不足が問題になっているそうです。


クッキー.jpg

 YAGIさんは、千葉でくるみさんの絵の個展も開くなど、ずっと支援を続けてくれていて、お礼に、えんどう豆から音楽のプレゼントをしました。AKBのダンスの他に「ぼくは相馬すきだよ」と「負けないタオル」の30分フルバージョン。涙ぐんでいたので「どうしたの?」と聞いたら、みんなの生命感に感動したそうです。彼らの存在が、人を感動させるだけの魅力があるという事は、うれしい事です。

06FUKUNYAN.jpg






 

希望新聞

  • 2014.03.29 Saturday
  • 23:31
きぼうしんぶん.jpg


 毎日新聞の「希望新聞」にファクトリーとくるみさんが紹介されました。紹介してくれたTさんは、くるみさんの絵が気に入ってTシャツも着てくれていました。記者の人と顔も見える関係があるって、いい感じです。くるみさんのパワーでしょうか。

 新聞は全国版だったらしく、原発事故で茨城県に転居を決めたHAGAくんのお宅から、連絡がありました。久しぶりの会話に長電話になってしまいました。えんどう豆の仲間の写真が見れて、うれしかったようです。陶芸の仕事をしているお父さんですが、引っ越し先で本格的に仕事を始めるには、まだ時間がかかりそうです。暖かくなってきたので、遊びに行くと約束しました。HAGAくんは、新しい施設に通い、はた織り班に入ってがんばっているようです。少し、ほっとしました。




 新メンバーのFUMIくん。チョー元気。毎日、楽しそうです。

017ARAMAR.jpg







春を見つける散歩

  • 2014.03.28 Friday
  • 23:01
Photo000.jpg


 春になって、いい天気の日は散歩が復活した。「春だぁ!」と大声で話すSAYAKAさん。撮影のために花を踏んだら「かわいそうでしょ!」と怒られた。すいません。近所の農家のおばさんに田んぼはどうすのかと聞いたら、今年も米を作らないのだそうだ。「畑を貸すから、えんどう豆さんで畑やらないかなぁ?」心配だと言う人もいるので....。とお断りをした。


Photo66666.jpg

ひばりがさえずり、のどかな田園風景の中を、震災前、えんどう豆の農園だった場所に向えば、売電用のソーラーパネルが建ってる。こんないい天気の日は、畑で体を動かしたいなぁ。帰り道、えんどう豆の外で、職員がオカリナを吹いてお出迎え。




015HITORI.jpg


さいたまシティマラソン大会

  • 2014.03.27 Thursday
  • 21:26
くるみちゃんTシャツ.jpg

 コープさんに、3月15日〜16日に「さいたまシティマラソン大会」で、 Tシャツやクリアフォルダーを販売していただきました。Tシャツを着て、完走した人の画像を送って頂きました。ありがとうございます。くるみさんTシャツは、福島のPRにも一役、買っていますね。感謝!感謝!

013HAMAR.jpg


  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    東京での販売

    • 2014.03.26 Wednesday
    • 21:02
     image (3).jpg

     えんどう豆に、ボランティアに来てくれたSさんが、東京での販売の様子を報告してくれました。Sさんは、福島だけでなく、東北を応援してくれていて、休日の販売には頭が下がります。震災から3年、忘れられていく一方、つながっている人がいることは希望です。子どもたちには平和を愛する人になってほしい。なんとか復興のためのプロジェクトを続けたいものです。Sさん、みなさん、ありがとうございます。

    2/20 「犬と猫と人間と2」上映会
    2/22、23 中目黒村マルシェ
    2/27 「逃げ遅れる人々」上映会
    3/1 なかのアンテナストリート

    image (2).jpg



    image (1).jpg



    image のコヒ?ー.jpg


    011HANAMAN.jpg

    贈り物

    • 2014.03.25 Tuesday
    • 23:52
    mame.jpg

     娘がインフルエンザになって、えんどう豆に行けなくなった。そしたら、えんどう豆から電話があって、くるみさんが話したいと言って電話に出た。震災後に入ったくるみさんは、ほとんど話してくれないので、どうやら嫌われているのかなぁと思っていたが、そうでもなかったらしい。正直に言うと3年目にして、はじめて彼女とちゃんと会話した。私が休んだので、職員の服を引っ張って「所長、会いたい」と言ったそうだ。幸せだなぁ〜、自分。人間関係で、つらい事が山ほどあったけど、神様は、いい事もは与えてくれるのね。えんどう豆の人たちは、表現が苦手な人が多いけど、みんな魅力的。それを楽しめる職員もいて、おもしろい所です。


    kurumi.jpg

    はた織りが大好きな、くるみさん。



    高野さん.jpg

     この所、楽しく仕事ができているのがいいなぁ。仕事をしてる時、余計な事を考えなくて済むから、精神衛生的にはいいんじゃなかろうか?

    伊藤さん.jpg

     あまり話さなくとも、あまり仕事はしなくとても、意志はあり、その人の存在感はあるんだよなぁ。いろんな人がいて、おもしろいなぁ。いろんな価値観があっても、いいじゃないのかな?価値観も一つじゃ、おもしろくないよね。彼らの微妙な表現がおもしろいっす!。

    (撮影/塩入正夫)

    09GITARO.jpg

    ふきのとう味噌

    • 2014.03.24 Monday
    • 21:35
    写真 1(28).JPG

     長野の阿智村の「ふきのうとう」で味噌を作る。娘が「うまい。春の匂い」と言って食べた。HARAさん、ありがとう。(上/調理中。下/完成)

    写真 2(27).JPG


     相手のつらい状況に事を思いやるには、その人の立場になって考える必要があるんだけど、経験がないと想像できないのかもしれない。震災後、すぐに駆けつけてくれたのも災害を体験した所が多かった。長野県の人は、満州に開拓にたくさんの人が行って、戦争で負けてたくさんの犠牲者を出し、辛い経験をした人が多い。だからこそ、自分のこととして置き換えることができるのか。経験をしないとわかない人もいるという事?


    写真 3(16).JPG

     阿智村の満蒙開拓記念平和館に連れていってもらった。満州に移住したものの、戦争で負け帰ってきた人たちの声が心に突き刺さる。国が侵した過ちのツケを払うのは国民というのは、今の時代も同じじゃないか。

     正しいから従えと言わず、自分を信じろと言う自分。困ったちゃん。
    • 0
      • -
      • -
      • -
      • -

      福島つながるチャリティフェス

      • 2014.03.23 Sunday
      • 20:49
      Photo(28).jpg  

       長野県の阿智村は、山々に囲まれた日本アルプスを望む小さな村。豊かな大地の気を感じる。起伏のある土地に、棚田や畑と果樹、民家が並んでいて、ほのぼのとした風景が広がる。人口は7千人ほどの小さな村だけど、純粋に田舎の良さを感じる所なので、有機農業であったり、木工であったり、音楽だったり、こだわりを感じる人たちがスローライフしている場所でした。

      Photo(27).jpg

       そんな場所での福島をテーマにした音楽フェス。平和を願い、歌い踊り、話した。主催の中心だったKさんも、都会での生活から、阿智に移り住んだ人で、今年から本格的に農業を始める。昨年、娘さんの通う阿智の小学校で、ひまわりを植えてくれて、村から集めた米や野菜、くだものなどの支援物資種を南相馬に持ってきてくれた。


      写真 1(27).JPG


      写真 3(15).jpg


       村には顔が見える関係があって、村長だったり、図書館の館長の人だったり、村ぐるみで、いろんな人たちがイベントに関わってくれた。村に移住したジャズのサックス奏者の森田さんが楽譜を起こしてくれて、木で作ったたコカリナという楽器を吹くグループが「ぼくは相馬すきだよ」を演奏してくれた。さらに、イベントの最後には、森田さんと冬太さんがリードし、ママさんコーラスと会場の人たちと一緒になって「ぼくは相馬すきだよ」を歌ってくれた。遠く離れた長野の人たちが、福島の事を思って活動してくれいる。ほんとにありがとうございます。(涙)若い人もちょっと年配の人も、自主的に参加していて、小さな村に、たくさんの人が来て、子供たちの笑顔があふれ、うらやましいくらいにステキだった。


      写真 4(9).JPG


       お話の後に、放射線の影響と福島に住む人の気持ちについて質問があった。避難する人、福島に留まる人、それぞれの人の立場と選択を尊重しなければならいのではないかと答えた。何が正しいのかわからないが、原因は原発を進めてきた事にある。震災後、放射能の心配のために、東京から阿智に移り住んでいる人もいる。豊かな自然と共生しながら、自分の求める生活を実践するためにここを選んだ人たちがいた。相馬では、ふきのとうが食べれないので悔しい。」と言ったら、翌日の朝、図書館の館長のHさんが「ふきのとうを宿泊先まで持ってきてくれた。阿智村に来てよかった。もしかしたら、探していた未来はここにあるのではないだろうか。


      阿智村長.jpg


      阿智村の村長さんと、カッセイカマンと、バッジ売りのおじさん


      写真 2(26).JPG

      チャリティで集めたお金は、福島の伊達市の子供たちを阿智村に呼ぶサマーキャンプの資金になります。

      Photo(26).jpg

       座禅草の生息地につれて行ってもらいました。空気がうまかったです。

      いざ阿智村へ

      • 2014.03.22 Saturday
      • 23:11
      写真 (6).JPG

       阿智村で行われる復興イベントに招待されて、長野県に来ています。 仙台から新幹線で東京へ。新宿から高速バスで4時間。Tシャツの販売などで支援していただいている「ルーテル教会保育園」にご挨拶。卒園式の準備に忙しい中、対応していただき、ありがとうございました。昼神温泉につれていってもらい、夜は山の上の民家でJAZZライブ。手作りカレーをごちそうになりました。22日の「福島とつながるチャリティフェス2014」村の人たちが、みんなで作り上げているのが感じられます。


      「福島とつながるチャリティフェス2014」

       3月22日(土) 阿智村中央公民館ホール 11;30会場 ライブ12時15分〜
       15時〜 私のお話です。 豚汁無料!

      写真 1 (5).JPG


      はじめて「こまち」に乗りました。内装に黄色が新鮮。

      写真 (7).JPG


      写真 2 (5).JPG

      小さな保育園ですが、暖かみに感じる保育園です。

      nekolive.jpg

      猫が主人の民家で、松谷冬太さん(vo.G)と森田修史(Sax)のライブ。すばらしい時間。

      ふくのしま物語(1)

      • 2014.03.21 Friday
      • 00:04
      ちす?.jpg


       むかし、むかし、青い海と空の間に「ふくのしま」という島があったんだど。

       そこには、人間と精霊が幸せに暮らしていたんだど。

       ある日 、カムラに住む人間が、神様の約束を破って「消えない火」を花園から盗んだんだど。

       神様は怒って、花園を大きな足で踏みつけてたんだと。

       そしたら、ひょうたんの壷が壊れて「消えない火」が外に出てしまったんだど。

       それはそれは、大きな音がして、島が揺れて、黒い雪が降って、島の時計は止まってしまったんだど。

       黒い花が咲いて、黒い魚が踊って、黒い鳥が笑って、大騒ぎになったんだと。

       村の人は困って、アヅという精霊に、「どうしたらいいべ?」と聞いたんだんだげど、「わがんねがら、調べてみっぺ。」と言ったんだど。

       
       つづく。
      01.AZU.jpg    
      (イラスト;たきざわくるみ+仲間たち)
       

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      3031     
      << March 2014 >>

      selected entries

      categories

      archives

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM