えんどう豆の日々

  • 2013.08.29 Thursday
  • 23:40
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 大阪からTOSAさんが、三度目のボランティアに来てくれた。午後、彼がオカリナを吹いて、えんどう豆の職員のYさんとの重奏。彼はとても間の取り方が上手で、いい雰囲気になってきた。えんどう豆もお礼に、くるみさんがヘビーローテーションのダンスを披露した。今日はノリノリ!キレが半端無くあった。

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いろんな障がいがあってえんどう豆に来てるけど、かわいそうだなんて思わない。みんなが、あまりに魅力的だから。何げない日常に、普段は気付かない幸せが隠れているのかもしれないよ。この頃、えんどう豆のみんなとゆっくり付き合う事ができなくて、少し残念。

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 障がいがあっても、楽しく元気に暮らすことができるよ。それは、障がいを持つ人たちから発せられるメッセージ。彼らは標準化された社会の枠には入らないかもしれないけれど、彼らはすばらしい。幸せをもらっている感じがする。お金を儲けることが一番大事だという風潮があるが、彼らは対極で純粋に生きているからなのかな。

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Yさんは手話のベテラン。手話での感情表現がすばらしい。

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感情を当たり前に豊かに表現するのは才能。そう考えると、生きているだけでアートであり、表現していることになる。この日、彼らはキラキラしていて、幸せな時間だった。

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Yu子さんは、その雰囲気を毎回、すばらしい言葉に置き換える。お金には置き換えられないけど、すばらしい仕事をする人。

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山形十中のひまわり

  • 2013.08.28 Wednesday
  • 22:06

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 山形十中のひまわりが咲いたと連絡がありました。見事なひまわりですね。看板(バッチの箱)の絵と同じように咲いていて、元気がもらえます。生徒会の人たちの人たちが育ててくれたと思うと気持ちが伝わってきますね。ありがとうございます。今年も、採れたひまわりの種から、郡山のにんじん舎で、ひまわりオイルを搾油します。そして、オイルを塗って新しい製品を作ります。手軽でたくさん出来る製品だといいのですが、なかなか難しく、開発が遅れてしまっていますが、いくつかの商品を秋には出していきます。


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 バッジを通じて、山形に避難している子どもたち交流してきましたが、南相馬市警察署から、飯館村から川内村に避難している子どもたちを支援したいとお話がありました。二つ返事で協力させてもらうことにしました。たかがバッジですが、子どもたちに喜んでもらえればうれしいです。





 お〜。 でかい! ミニトマトもうまそう!
 

 

虹とポンプ

  • 2013.08.27 Tuesday
  • 23:59
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 急に雨が振り出し、すぐやんだ。携帯がなって、「虹が出てるよ!」と職員から電話があった。ちょっと得した気分。震災の後に、つながった人の輪のように、あったかい気持ちになる。

 震災後、ラジオ福島は震災と原発事故を住民目線で伝えてきたが、新聞やテレビに出ない興味深いネタが結構出てくる。民主党の元外務大臣の玄葉さんが、今度、どこかで原発が爆発しても、SPEEDYのデータは信憑性がないので公開されないだろうと言っていたことと、当時、県会議員が福島第一原子力発電所を視察に行って、冷却装置のポンプが、ダンプの上に積んであって驚いたと言っていた事が印象深い。youtubeを見ていたら、ドイツのニュースで、このポンプが出ていた。冷却水の漏洩の事といい、結構、情報操作がされているのかなぁと思われる。このポンプに日本の未来がかかっていたのね。今でも?



里帰りしたひまわり(2)

  • 2013.08.26 Monday
  • 23:17




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 里帰したひまわりの種からとれた苗を、えんどう豆の研修生(利用者)に配布して植えてもらった。花が咲いたというので、家庭訪問。栄養があるとひまわりの花も大きく育っていた。背丈は90センチほどだろうか。今年の夏は暑かったけれど、秋らしい風が吹いてきた。今、南相馬のいろんな所で、ひまわりが咲いて、みんなを楽しませている。

南砺市にも、南相馬からのひまわりが咲いているそうです。(中日新聞から)

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20130728/CK2013072802000026.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
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    三校交流の集い

    • 2013.08.25 Sunday
    • 21:32
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     バッジのお客さんで、えんどう豆に訪ねてきてくれたタブチさんから、南相馬で公演すると連絡があって、南相馬市原町三中に出かけた。近くの小学校と三校の交流会があり、そのゲストとして、演劇のパフォーマンスの催しがあった。

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     まず、3つの学校のスライドを使ってのプレゼンだが、これが泣けた。原発事故があって、学校は閉鎖され、半数の友達はおらず、大型バスが自分の学校に来て、10キロ以上離れた学校に移動する。冷房のない教室。当時、給食センターが被災して、満足な食事もなかった。そのうち仮設校舎ができたが、生徒数は約半数に減ったし、入学生が少ない。年齢が小さいほど避難している子どもは多い。会場にいるほとんどの人が、同じ思いをしているかと思うと、胸が詰まる。まるで戦争のようではないか。疎開、難民。もっと知ってもらった方がいいし、なぜ起きたのかを考えてほしいと思った。


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    タブチさんたちの演劇も戦争と個人をテーマにしていた。ある日、突然、個人の生活が失われる不安。生と死、そして再生の願いを表現していた。私を含めて、演劇など見たことのない人、子どもたちにどう映ったのだろう。その時間、夢を見ているような非日常の空間であったことは間違いなく、いろんな事を考えながら観た。

    自分でも、もう忘れたいという願望があって、現実を見ないようにしてたのかもしれない。だが、放射性物質が飛散したこの現実を作ってのは大人な訳で、負の遺産を渡すことになってしまった事に責任がある。そこにある現実と、子どもたちの無垢な姿のギャップ。せめて、原発事故が2度と起こらないように、大人が考えて行動するのが責任なのではないだろうか。


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    中目黒村マルシェ

    • 2013.08.23 Friday
    • 22:10
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    えんどう豆にボランティアに入ってくださったSさんと、南相馬在住のAさんが、東京の中目黒村マルシェで、バッジとくるみちゃんTシャツを販売してくださいました。ありがとうございます。あんまり暑くて、人通りはイマイチだったそうですが、くるみちゃんTシャツの効果は、抜群だったそうです。Tシャツを買ってくれた女の子、イギリスにバッチとキーホルダーを持っていってくれるそうです。うれしい〜ですね。いよいよイギリスに上陸か。バッチは草の根の小さな活動でありますが、広がっていくことに勇気をもらっています。

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    南相馬の道の駅で、くるみさんのTシャツを販売させてもらっているのですが、今日は過去最高の15枚/日売れました!すごい、パワーですね。

    帰郷

    • 2013.08.22 Thursday
    • 23:51
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     神奈川に避難しているHagaくんが、えんどう豆に訪ねてきてくれた。久しぶりの再開に、みんなはとても喜んだ。Hagaくんも元気そう。南相馬には戻らず、茨城で再スタートをすることが決まり、引っ越しの準備で帰ってきたのだ。Hagaくんの家は、避難解除準備区域で将来、生活することを前提としている地域だが、家はねずみが入り住むことは困難だ判断した。仕事に使う陶芸の窯や仕事道具を移動しなければならない。引っ越し先の中古の建物の準備も必要で、体力的に厳しいらしい。失われた生活、人災だとしたら、許される事ではない。

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     えんどう豆の前の田んぼ。伸びた雑草をトラクターで除草中。お母さんの1時間半の作業でした。来年は、お米を作れるのかなぁ。


    オーナメント作り

    • 2013.08.21 Wednesday
    • 23:41
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     エイブルアートの人たちが、えんどう豆に来て、ワークショップを開いてくれた。球体に好きな素材をはり付けて、オーナメントを作るというもの。みんな、楽しそうに、ペタペタ貼っていった。最後に、みんなで、作品を飾って講評。muteのひげのお兄さんを、気に入り、離れないchieさん。楽しい時間が、仕事になればいいですね。この日は昼食会で、みんなで「あじくら」でラーメンを食べてきました。

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    里帰りのひまわり

    • 2013.08.20 Tuesday
    • 19:02
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     暑中お見舞い申し上げます。えんどう豆に植えられたひまわりも、咲きだしました。全国の人に、バッジに入っている種を植えてもらって、実を付けたひまわりの種を、南相馬に送ってもらった種を植えたものです。全国と南相馬をつなげる種ですが、次の世代に、つながっていくというのも、おもしろいですね。同じ苗を分けた仲間のお母さんから、「随分、細いひまわりだね。家のは太いわよ!」と言われてしまいました。反省しております。

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     さて、きょうされんバックは、南相馬ファクトリーの連携で製作が進んでおります。お絵かきは、ふたばの里、ひばりワークセンター、えんどう豆、ほっと悠。縫製は、ほっと悠と相馬のひまわりの家が担当し、ロゴの印刷を、あさがおが担当してくれることになりました。企画はファクトリーで、世界にひとつだけもバックを製作中です。

     障がいを持つ人ができる事って、それぞれ得意な所と苦手な所がある。作業所(事業所)でも違うので、それぞれの特性に合わせた仕事づくりが必要になる。いっぱい仕事を受けて職員がこなしている所も多いという話はよく聞くが、それぞれのいい所を引き出して組み合わせられないかと思う。ファクトリーは作業所の枠を超えて展開中。クールな既製品ではなくて、あったかな製品がいいなぁ。


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      娘の絵とディズニーのアルバム

      • 2013.08.19 Monday
      • 23:01
       
       高1になるダウン症の娘は、夏休みで仙台の寮から帰宅して、絵と音楽を中心に時間を過ごしている。ずっとに集中して書き続けている。一見、幼稚な人の絵ばかりであったし、色が塗れるようになったのは、中学になってからだ。この頃、バリエーションが増えて、人以外の絵も描くようになってきた。彼女に絵を教えた事など1度もないと言ってよく、存在自体がアーティストなのだろうと思う。

       テレビで、ディズニーとジブリの音楽の特集をしていて、彼女は小さなメモ紙に、「デズニCO」と、誤字脱字の字で必死に訴えてきた。翌日、昔のディズニーの歌でジャズ中心に集めたアルバムが届き、Louis Armstrongの When You Wish Upon A Starが流れると、「ピノキオ!」と言った。侮れない。娘に買わさせたCDだが、楽しませてもらったのは私の方だった。お気に入りに1枚になりそう。

      ディズニージャズ・アルバム~ビッグ・バンド&スウィング


       

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