一五一会

  • 2012.05.31 Thursday
  • 22:18


 「MY LIFE IS MY MESSAGE 」という相馬支援のプロジェクトにより、楽器の寄付を受けました。ミュージシャンの山口洋さんを中心に活動しているプロジェクトです。

 音楽が大好きなYukoさんは、一五一会(ビギンが開発したギターのような弦楽器)を気に入ってしまいました。最初、音を出すことも出来なかったのですが、弦をつま弾いて、自分で詩をつけて、歌いだしました。とても楽しそうなので、撮影しました。彼女は、なかなか仕事をするのが難しくて、みんなとのコミュニケーションを楽しむためにえんどう豆に来るタイプなのだけれど、音感は優れていて、すごく音程がしっかりしているのです。彼女が生まれる前の「ブルーライトヨコハマ」なんて、古〜い曲も知っていて、彼女からは、いろんな曲の部分、部分が飛び出してきます。純粋に、音楽を楽しんでいるのが、うらやましな〜。

 おかげで、今日のえんどう豆は、ゆっくりとした時間が流れて、いい感じでした。
 

もろやま町の希望の芽

  • 2012.05.30 Wednesday
  • 23:59


  埼玉県の毛呂山(もろやま)町の社会福祉協議会のあいあい作業所のMさんより、ひまわりの種の芽が出たと報告を受けました。職員で施設にある庭の一角を整備し、花壇にしたとの事。バッジと一緒に入っている種を蒔いてくれるのは、うれしいことで、ブログで、随時、報告したいと思います。あいあいの皆さん、ありがとうございます!

 昨年度は、ファクトリーの人材が不足していて、お礼と報告ができない状態でした。そのため、失礼があったかもしれません。しかし、会計さん、デザイン担当さんが入り、余裕ができると思いますので、全国からの声も報告していきたいと思いますね。

 先日、植えた「えんどう豆」のひまわりの種も、土から芽の部分が出てきました。みんな、しげしげと見入っていました。東京都の八王子の中学校から、授業の一環として、ひまわりの種を蒔きたいと問い合わせがあり、種を送りました。簡単なパンフレットを作成中です。
皆さんも、植え時と思いますので、いかがでしょうか?

音楽祭の練習

  • 2012.05.29 Tuesday
  • 19:51


 6月3日(日)仙台で開かれる「とっておきの音楽祭」に、えんどう豆、ビーンズ、ぴーなっつの合同チームで、参加することになりました。30名くらいの利用者とスタッフが参加することになりました。仙台の一番町 ブランドーム前の屋外ステージ(会場番号19)で、11時25分から、「さぽーとセンターぴあ」の名前での出演です。

 上の写真は、利用者の合同練習の様子。下は、スタッフと応援団の練習の様子です。静岡、神奈川からのボランティアさんも応援に来てくれることになりました。ありがと。

 曲は、「ぼくは相馬すきだよ」  「見上げてごらん夜の星を」  「上を向いて歩こう」  「日曜日よりの使者(ふくしまバージョン)」です。ふくしまパワーで、がんばっぺ!。時間がなくて大丈夫でしょうか?気合だけは、入っています。




今日のおかず

  • 2012.05.28 Monday
  • 23:32
 

今日の夕ご飯のおかずの「ふき」が出た。

「ばぁちゃん、この辺で取ってきたフキでね〜べな。」

「んだ。(=そうだ)公民館で、はがってきたから、大丈夫だ。」

「なんぼ、出だんだ?」

「出ねでば!」

「10ベクレル以下だど、はがれね〜んだど!」

「斉藤さん、山がら採ってきたフキは、30ベクレルだったすけど。(=らしい)」

ちょっと心配だったが、食欲に負けて、食べたら、とても、うまった。

でも、子どもには、食べさせたくないような気がする。

きっと、ばぁちゃんは、また、山菜の線量を、計りに行くに違いない。





「くるり」に納品

  • 2012.05.27 Sunday
  • 23:58




 えんどう豆の研修生の織った布が、バッジを作ってもらったのが縁で、ロックバンド「くるり」の夏のツアーのグッズに採用されることになりました。くるみさの織った布が、キーホルダーとなります。サンプルの画像が送られてきましたが、かわいい仕上がりです。
ミュージシャンの人は、つながりを大事にしてくれて、ありがたいですね。

 埼玉から、MIYAさんと、名古屋からOさんが、えんどう豆に、ボランティアに来て下さいました。Mさんは、四日間、自費で宿泊費を持ち、えんどう豆の研修生たちと関わってくださいました。ありがとうございます。震災と原発事故の問題を、自分の問題として考えることができるハートがある方で、楽しい一週間でした。



 



養護学校の運動会

  • 2012.05.26 Saturday
  • 22:04


 相馬養護学校の運動会が、隣の中学校の体育館で行われた。相馬野馬追いにちなんで、武者に扮したゲームや、大漁旗の半被を着てのよさこい、養護学校の運動会は、おもしろい。何より純粋な生徒の気持ちと、先生方の愛情がすばらしい。カメラで、自分の娘を撮るだけでなく、他の子どもだちも撮影して、学校に渡すことにしている。

 障がいがある子どもたちが見せる表情が、すばらしいと見えるのは、きっと、私だけではないはず。先生方も、子どもたちからパワーを、もらっているに違いない。学校から転出した、たくさん先生方も応援に駆けつけてくれいわき市から前校長、20名の児童の編入のあった富岡養護の校長も駆けつけてくれた。そして、南相馬から福島に避難している子どもと親の顔もあった。きっと、彼の気持ちの中で、自分の学校は、相馬養護学校なんだと思う。




ひまわりの種、植えました。

  • 2012.05.24 Thursday
  • 23:34


「つながり∞ふくしま」のカンバッジには、ひまわりの種が2つ入っています。全国各地で植えて、種を取ってもらい、福島に送りかえしてもらい、油をとり、製品化しようという「UF787プロジェクト」が進行中です。6月2日(土)は、郡山で「みんなで植えようフェスティバル」が開かれ、秋には収穫祭があると思います。

 えんどう豆でも、ひまわりの種を、植えてみることにしました。ポットに、培養土を蒔いて、指で穴を開け、種を2つ入れました。みんな、楽しそうに作業をしていました。じょうろで水をやって、2〜3日で芽がでてくるはずなのですが、どうでしょうか。その後、芽が大きくなって苗になったら、玄関先に、植え替え予定です。2〜3ヶ月でひまわりの花が咲くはずで、今からだと、7月の相馬野馬追いの頃でしょうか。

 各地で「芽が出たよ!」と報告を受けていたのですが、今日、名古屋の山岸さんより、写真が送られてきました。ほんとにありがとうございます!みんな、感激しておりました。放射線が付着していなか、問い合わせがある場合がありますが、「種」は、福島産ではなく、アメリカ産です。養分があれば、きつと大輪の花が咲くと思います。楽しみです。(^o^)

 南相馬ファクトリーでは、各地で採れた種を、南相馬に送ってもらい、郡山の「UF787プロジェクト」に送るもの(製品化)、南相馬の人を元気づけてもらうために、一般家庭に配るもの、バッジの中に同封するものの、3つの方法で、活用したいと思います。



親ばか日記

  • 2012.05.23 Wednesday
  • 23:48


 今週末、相馬養護学校の運動会が開かれる。中3の娘が描いた絵がポスターに採用されて、娘は大喜び。親ばかだが、なかなかいい絵ではないですか。今年は、原発事故の影響で、屋外活動を2時間までとしているので、運動会は、屋内で開催されることになった。相馬養護には体育館はなくて、隣の中村第一中学校の体育館を借りて行われる。(ちょっと変だと思いませんか?)娘は、カレンダーに、「うんどうかい」と書いて、すごい、気合いの入れようだ。すごく純粋なので、すごく、おもしろい。


むかし話

  • 2012.05.22 Tuesday
  • 23:27


 むかしな、相馬に「自然の家」っていうとこがあってな。そごで、バーベキュー、芋煮会、カヌー、キャンプだったり、いろんなこど、できだんだど。松川浦でな、磯の生物の観察会があって、カニや貝、取って、福島県の専門家の先生に、名前、教えてもらったんだぁ。めずらいいトンボもいたんだぁ。メシも安く喰えでぇ、楽しがったな。

 午後から、相馬港の方さ、行って、カニ釣りしたんだぁ。スルメ、餌にして、岩の隙間さ、差してやんだ。おもしぇがったな。四栗さんは、あんまり、おもしゃくて、毎週、通ってたんだど。津波、ねがったら、こどしも行がったんだけんちょな。みんな、ねぐなった。おまけに、原発の事故で、魚も貝も捕れねぇべした。カニ釣りどころでねぇな。この頃、釣りしている人いるげんちょ、魚、喰わんねべ。あやまったなぁ。(←困る)



Seven leaves

  • 2012.05.20 Sunday
  • 23:22


 ファクトリーの職員が、えんどう豆の庭から、7つの葉のクローバーを見つけてきました。
4つ葉は、見たことがあるけど、7つは初めてです。

 幸運の葉なのか、突然変異と見るべきか。自分の子孫を守るため、遺伝子を変化させて、変異を作りだします。生きるために、常に変化していくことが進化で、同じ個体であれば、環境の変化に弱いのだそうです。種として、バリエーション、多様性が必要なのです。

 人間でも同じで、遺伝子の組み合わせで、いろんなタイプの人が生まれてきます。娘は、21番の染色体が一つ多いダウン症をもって、生まれてきました。最初は悩みましたが、それは親の責任ではなくて、社会の責任として、その人たちを見る必要があると思います。能力的に差別の対象になってしまこともありますが、社会の中で、役割があれば、その存在を認めてもらいながら、生きていくことができると思います。

 今回の原発事故で、放射線が降り注ぎ、子どもたちの遺伝子に影響がないと言い切れず、せめて、医療、教育機関は充実させてほしいと思っています。正直、医療的なケアが必要な子が生まれるのは少ない方がいい。でも、ここに生まれたら、できる支援はしてやりたいと思います。相馬の養護学校は、先生方の気持ちはあっても、体育館もプールもなくハード的には問題があります。医療機関の連携がとれる支援学校が必要です。

う〜ん、愚痴っぽくなってきました。幸運の葉、何かいいことが、あると期待しましょう。

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