新型コロナのため、授業のほとんどが、オンライン授業になって、大学生活らしい青春を過ごすことが出来たのだろうか?
娘が小五の時に、原発事故が起きて、バタバタしていたら、あっという間に大学卒業。(涙)
卒業式は大きな会場で行けそうにないから、娘にお願いして、学校を見せてもらうことにした。
2歳の頃から、ダウン症の姉の面倒を見ていた手のかからない娘は、教師になる。
キャンパスには、震災の教訓を生かすために建てられた建物まであって、思いは受け継がれていく。
職場が、福島でなかったのは残念だけど、弟も嫁さんも宮城でお仕事しているから、しょうがないか。
帰り道、長町駅の近くに、道を挟んで2つの障がい者の就労継続支援A型の事業所があり、驚いた。
吉野家とすき家か。
ちなみに、相馬にはA型の事業所はない。
就労継続支援A型は、利用者に、県の最低賃金を払う福祉サービスだ。
塾のような雰囲気の建物で、都市部ならではのニーズがあるんだろうなぁ。
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当時、原発から20キロ圏内に入ると雰囲気が変わり、警察がいて、結界にはいるような感じだった。
すでに13年が経過し、それほどの違和感はなくなったけれど、当時の光景がフラッシュバックする。
小高の町、駅前通り、人がいなくなって、小高駅前の駐輪場には原発事故で自転車が放置された。
しばらくして、避難中の旅館の女将は、街が生き返ることを信じて、花を植えていた。
街は除染され、壊れた建物は消されて、少しづつ人が戻り、食堂ができたり、本屋ができたり、学校も復活した。
戻ってきた人もいるけれど、元々住んでいた人は避難してしまって、震災後に入ってきた人が、町を引っ張っている。
こぎれいな町だからなのかな、この違和感。 でも、一歩一歩、前に進んでいる。
駅前のお店「Kira」2度目の復活。
被災地のモノを売っていたが、おしゃれな福島県内のセレクトショップになって生まれ変わっていた。
店主は、ハンドメイドの時計屋さん。
工房もくもくの商品を取り扱ってくれるという。
音楽会が終わって、日常が戻ってきた。
仕事をして、散歩をして、トラブルも多いけど、笑って、泣いて。
お客さんが来て、みんなで歌って。
個人的には、年度末の仕事が山積みだけど...。
キーボートの自動演奏に、ウクレレをかき鳴らし、大声で歌うMiduhoさん。
太鼓もするので、朝のおつとめと言っているが、自由で、うらやましい。
音楽会、ほんとに楽しかったようです。^ - ^
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たくさん人のチカラで「みんなのしあわせ音楽会」が作られていました。
TEAMモリタというか、モリタさんを愛する人たち。
東京から駆けつけてステージを仕切ってくれたTAKEMURAさん。
あなたがいないと舞台は成立しなかった。感謝っす!
ヘアメイクをしてくれたKAZUYOさんは、北海道から。
岸田さん、モリタさんをはじめ、もくもくの職員までメイク、ありがとう。
水戸から、牛汁とおにぎりを作ってくれたKAIさん。
美味かったし、芯から温まった。ごちそうさまでした。
もくもくの伴奏ために、有給取って練習に来てくれたTAKANOさん。
当日は写真撮影も、ありがとうございます。
職員不足で販売で大変、お世話になったKAGAさん。
忙しい思いをさせて、すいませんでしたぁ。
個展で忙しい中、写真家のTOMOMIさんは、石巻から。
当日券の販売や受付もお願いしてしまい、助かりました。
TOSHIEちゃん、モギリ、ありがとうございました。
CD物販、おつかれさまです!
アテンドしてくれたOHTAさん、いつもありがとうございます!
Yさんの紹介映像、大好評でしたよ。
音響のNIITSUMAさん、朝早くからご苦労さまでした。
いつも、儲からない現場にして、すいません!
新光食堂さん、いつもおいしい食事、ごちそうさまです。
また、ラーメン食べに行きます。
えんどう豆のTakanoさん、販売協力ありがとう。
次回は、えんどう豆も参加できるといいね。
ゲストの堀下さん、千秋さん、ステキでした。
また相馬で演奏してください。
そして岸田さん、すばらしい演奏ありがとう。
忘れられない最高の1日になりました。
音博、また行きます!(涙)
スポンサーのフレスコキクチの菊地さん、いつもいつも、感謝しています。
SAWADAさんの挨拶、好評でした。
こんなにすばらしい会になったのは、
皆さんの気持ちがあって、出来ることなんですね。
最後にモリタさん、
みんなをつないでくれたのはあなたの存在ですね。
本当にありがとうございました!
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東日本大震災から13年となる3月10日に「みんなのしあわせ音楽会」を開きました。
たくさんの人の協力を頂いて、会場いっぱいの人が集まってくれて、しあわせいっぱいの音楽会になりました。
来場してくれた皆さん、協力して頂いたみなさん、本当にありがとうございます。
工房もくもくのみんなは、ぼくは相馬すきだよ、SUN、ビリーブ、もくもくの歌と、言葉はさんかく、こころは四角の5曲を歌いました。
たくさんの人に「感動した」という声を頂いて、思いを伝えたいという気持ちだったり、みんなが一生懸命歌う姿が、心を打ったのかもしれません。
もくもくに通う人たちは、どっちかと言うと、社会の中で埋もれてしまいがちな人たちで、なぜ、そんな魅力があるのかが不思議です。
モリタさんは、もくもくのみんなを、面白いと言ってくれていました。
そして、音楽会は7回目を迎え、堀下さんが「もくもくの歌」を作ってくれたり、岸田さんが来ることになったりと、たくさんのサプライズが起きました。
親は子の姿を見て、お客さんがスタッフが彼らを関わる姿を見て、やさしい気持ちになれる。
そう言えば、モリタさんのお店には、"Happy Morita Music"という看板が掲げられています。
今回は、ファンや一般の人のほかに、市や県の福祉の担当者も来てくれて、うれしく思いました。
震災が起きなければ、ふるさへの思いや、当たり前の生活がこんなに大切だなんて、気づかなかったかもしれない。
堀下さんの歌からは、そんな祈りのような匂いがしました。
千秋さんのやさしいベースもステキでした。
今回、くるりの岸田さんが相馬に来てくれ、大好きな曲や「soma」を歌ってくれました。
もくもくのみんなに注ぐ眼差しが優しく、みんなに自然に接してくれて、ほんとにうれしかった。
いつも側にいてくれた「くるり」の音楽。友達のように接してくれて励まして岸田さん。
苦しい時、友達の励ましで、希望を捨てないでいられた。
震災からのお付き合いが、このステージにつながっていて、「あぁ、時間よ止まってくれ」と思ってしまいました。
みんながしあわせの音楽会だったと思います。 ありがとうございました。
( 画像提供 Tomomi Abe & Shinji Tkano )
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いろんな人がいて、理解できない行動に、心が傷つく。
今まで、”長”が付くことなど、なるべく避けていたけれど、
時間と成果のために、恥もプライドも捨て、不得意なのに立場をとっているんだけどなぁ。
その人には、それが正しく、本人は攻撃的だとは認識していないのだろう。
もくもくに帰れば、はじめて織った布が織り上がったと喜ぶ Kさん。
「良かったねぇ」と心からの感情が心地いい。
傷ついた心が、癒やされていく。
その辺が、彼らの持つ魅力なんだろうと思います。^_^
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「みんなのしあわせ音楽会」まで、あと1週間に迫ってきた。
音楽会の目的は、僕たちはここに生きているんだ!ということを伝えること。
わかる人には伝わって、もくもくの応援団が増えて、少しづつ広がってきた。
ゲストのミュージシャンにも伝わって、思いを重ねて、歌ってくれた。
今回はスペシャルなゲストだけれど、彼にも見てもらい。
来場される方にお願いなのですが、できるなら開場時間の午後1時15分にに来てください。
くるりと相馬のつながりがわかります。^_^
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催事名称・・・・みんなのしあわせ音楽会 Vol.7
●開催日時・・・・2024年3月10日(日) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館)
●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもく
●入場料・・・・・チケット代 2,000円
モリタミュージック(0244)35-0005
工房もくもく(0244)26-4640 koubou.mokumoku@gmail.com まで
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PS.もくもくのスタッフ募集中!(正職員、パート) ご相談ください!
工房もくもく(0244)26-4640(佐藤)
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来週に迫った3月10日(日)に開かれるみんなのしあわせ音楽会に向けて、能登応援フラッグを描いた。
お客さんに寄せ書きしてもらい、きょうされん石川支部(障がい者施設の連合会)に送る予定です。
今まで、熊本、人吉など災害が起きると被災地に送ってきた。
自分たちも被災して応援してもらったから、応援したいという気持ちを伝えたい。
日曜の午後、あっという間に過ぎていく。
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彼女の日常は、糸から布を紡ぐこと。
織り上がるとスタッフが写真を撮ってくれる。
布は製品になって社会に出き、誰かが使って、ほっこりしてくれる。
仲間がいて、話もするけどケンカもしたり、毎日がトラブル満載。^_^
ささやかな日常だけど大切なんだな。
そんな日常を、堀下さゆりさんが、歌にしてくれた。
音楽会で、いっしょに歌う予定です。
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もくもくのうた 作詞作曲 堀下さゆり
1)ひとりでいることも 素敵なことだけど
あなたと一緒なら
何かが変わるかも わからないこと
もしあるのなら いつでも教えて
もくもく もくもく あなたと一緒に
もくもく もくもく 紡いだ糸は
やがて一枚の布になり
誰かを優しく包んでくれる
2 )ひとりでいることも 素敵なことだけど
あなたと一緒なら
もっと楽しいかも わからないこと
もしあるのなら いつでも教えて
もくもく もくもく あなたと一緒に
もくもく もくもく 紡いだ糸は
やがて一枚の布になり
誰かを優しく包んでくれる
誰かを優しく包んでくれる
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催事名称・・・・みんなのしあわせ音楽会 Vol.7
●開催日時・・・・2024年3月10日(日) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館)
●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもく
●入場料・・・・・チケット代 2,000円
モリタミュージック(0244)35-0005
工房もくもく(0244)26-4640 koubou.mokumoku@gmail.com まで
※開場を、13時15分からに変更します!
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宮城県を舞台とするアニメ劇場版「ハイキュー」の映画が上映中だ。
仙台市体育館を訪れるマニアも多いそうで、仙台が盛り上がっている。(上の画像は仙台駅)
主人公のチームの応援団は太鼓で応援するのだが、モデルは相馬高校太鼓部なのだ。
今回の映画でも、BGMに相馬民謡の笛と太鼓が流れ、エンディングでも校名が流れる。
私と娘の母校なので、テンションが上がってしまう。なんだか嬉しい。
こちらがモデルになった相馬高校太鼓部の皆さん。カッケー!
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ふるさとが傷ついて、思い知った相馬への思い
瓦礫になった家、打ち上げられた船、
食べ物はなくなり、家族が別れて暮らす日々、
当たり前の生活が、どれだけ大事なのか。
あれから13年、繰り返される災害
ふるさとを取り戻そう きっと思いは同じ
家族と友達とみんなが住む町で、
海と山の恵み、みんなが受け継いできた祭り、
ぼくには何ができるのだろう。
希望を歌にして、みんなで歌い、
何度も辛いことがあっても、
たくさんの人から支えられ、生きていく。
あの時に、あの時だから、生まれた歌。
僕は相馬、好きだよ(作詞/えんどう豆 佐藤定広)
1. 梅雨の開ける相馬に、旗がなびくよ
野馬追の法螺の音、街に響くよ
城に集う武者たち 風が騒ぐよ
街の人は千年、守ってきたよ
みんな思いつないで、誇りをもって
君と暮らすこの街、守りたいんだ
僕は相馬、好きだよ どこに居たって
なつかしいふるさとの 温もりがする
2. 宇多の流れ 清く 松川浦へ
うまいホッキと魚 食べにおいでよ
海は青く 鹿狼の 山は緑に、
子どもたちは遊ぶよ 自然の中で
つらいことがあっても 諦めないで
みんなでつくろうよ ぼくらの街を
僕は相馬、好きだよ いつの日だって
きっと元気な君、できるはずだよ。
3. さくら咲く馬陵の 城を歩けば
ひばり空を高く、さえずる街よ
冬が来て鹿狼の 山に光が
灯る頃に君は 帰ってくるよ
子供たちの瞳に 映る明日は
未来見つめ 夢にあふれているよ
今は君と別れて、暮らしていても
僕は君が好きだよ どんな時でも
今は君がいれば、何もいらない
いつか普通の暮らし、必ずできるよ
●催事名称・・・・みんなのしあわせ音楽会 Vol.7
●開催日時・・・・2024年3月10日(日) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館)
●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもく
●入場料・・・・・チケット代 2,000円
モリタミュージック(0244)35-0005
工房もくもく(0244)26-4640 koubou.mokumoku@gmail.com まで
※小中学生が無料となりましたので、お問い合わせください!(子供用チケットあります)
今月のイベントは、調理実習。
自分たちが食べたいものを話し合い、スパゲティー班、ハンバーグ班、グラタン班の3つの班に分かれ、調理開始!
調理を楽しめる人、プレッシャーになる人と様々で、それぞれの課題はあったが、美味しかったのでOKかな。
コストは概ね500円。それにデザートを付けて...といった感じ。
お腹いっぱい食べたので、カロリー的にはオーバーかもね。^_^
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今年も相馬の和田で、いちご狩りが始まりました。
Hinoさんが描いた「いちごちゃん」がチラシに載っていました。
和田地区は、震災のほかに、台風や大雨で被害のあった場所です。
今年も応援しようと、Echigoさんにgifアニメを作ってもらいました。
かんばってますね、Echigoさん!
こんな感じで、相馬の案内ホームページができたらいいなぁと、夢がひろがります。
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震災があった年、私の娘が小学5年で、学校からCDをもらってきた。相馬の小中学校22校を回り1,300人と作りあげたCDであった。作った人は、掘下さゆりさんで相馬出身のミュージシャン。相馬は浜のイメージがあって、漁業は主力の産業なのに、津波と原発事故で漁に行くことも出来ず、町は暗いムードだった。
そんな中、子どもたちの明るさが救いだった。掘下さんの作曲した歌は、元気があって故郷に対する気持ちも込められていて、子どもたちの声に市民は励まされた。その後、モリタミュージックで掘下さんとつながって、かえる新聞などで、一緒に活動することになった。今ではお母さんになって、音楽活動を続けている。彼女の曲はどこか「しあわせになってね。」といった願いが込められているような気がする。
NHKのみんなのうたで「カゼノトオリミチ」が、その存在が知られるようになった。私が好きな曲は「この街で咲く花のように」で、震災後の相馬の風景や、故郷への想い、あたりまえの日常の大切さを歌っている。余談になるが、地元のスーパー「フレスコキクチ」のテーマソングは、坂本サトルさんの作曲だが、彼女が歌っていて地元では知らない人はいない。(ブログ再掲)
前回、みんなのしあわせ音楽会Vol.6の時、ずっとゲストとして参加してくれた堀下さんが「もくもくの歌」を作ってくれました。
もくもくのうた 作詞作曲 堀下さゆり
1)ひとりでいることも 素敵なことだけど
あなたと一緒なら
何かが変わるかも わからないこと
もしあるのなら いつでも教えて
もくもく もくもく あなたと一緒に
もくもく もくもく 紡いだ糸は
やがて一枚の布になり
誰かを優しく包んでくれる
2 )ひとりでいることも 素敵なことだけど
あなたと一緒なら
もっと楽しいかも わからないこと
もしあるのなら いつでも教えて
もくもく もくもく あなたと一緒に
もくもく もくもく 紡いだ糸は
やがて一枚の布になり
誰かを優しく包んでくれる
誰かを優しく包んでくれる
もちろん、今回も歌います!
小田和正さんのベース担当している吉池千秋さんとのユニット「ねいろ」で.....。
聞きに来てくださいね。
●催事名称・・・・みんなのしあわせ音楽会 Vol.7
●開催日時・・・・2024年3月10日(日) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館)
●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもく
●入場料・・・・・チケット代 2,000円
モリタミュージック(0244)35-0005
工房もくもく(0244)26-4640 koubou.mokumoku@gmail.com まで
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「みんなのしあわせ音楽会」の練習に、彼女の声が響き渡る。
音楽が大好きな彼女の声から「生きている!」というメッセージが伝わってくる。
月に2回、音楽するために、もくもくに通ってくる彼女。
友達と仲間とつながる場所があることが、いかに大事か。
私もスタッフもみんなも、エネルギーをもらう。
音楽会には、病院にいくことになり参加できないけど、もくもくを作って、本当に良かった。
本番まで1ヶ月、気合が入ってきました。
中学生までは、無料ですが、チケットが必要です。
工房もくもく(0244)26-4640 まで、お問い合わせください。
●催事名称・・・・みんなのしあわせ音楽会 Vol.7
●開催日時・・・・2024年3月10日(日) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館)
●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもく
●入場料・・・・・チケット代 2,000円
モリタミュージック(0244)35-0005
工房もくもく(0244)26-4640 koubou.mokumoku@gmail.com まで
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今月のイベントは、カレー作り。
仕事も大事だけど、生活に関することも大事だよね。
みんな役割をもらって、生き生きしていて、こんな毎日だといいのにね。
「生活介護」を、してもらうだけの福祉サービスではなくて、
生活 and 介護と考えて、デイサービス的な発想でなくて、
生活を楽しむこと and いろんな支援してもらうことの2つも目的にするのもいいかも。
農業とか工芸とか、Dash村のようなドキドキ感がある生活介護がいいかもね。^_^
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能登の大地震があって、一ヶ月が過ぎても先が見えない。
避難所で暮らしたり、余震が続いて不安だったり、家族がバラバラになったり、東日本大震災の時の重なります。
壊れて消えそうな故郷と、だからこそ大好きだと思う気持ちが溢れてく。
くるりの「soma」は、そんな気持ちが込められた特別な曲。
当時、この曲に救われた人は、たくさんいて....。
おそらく、相馬でくるりの岸田さんが「soma」を歌う最初で最後の機会です。
この日を、モリタミュージックのモリタさんや、フレスコキクチの菊地さん、船橋屋さんなど相馬の人が楽しみにしてるか。
被災した直後は、心が萎えてしまって、音楽を聞く気になれなかったけれど、つらい時だから心に沁みる音楽がある。
相馬生まれのシンガーソングライター、堀下さゆりさんが作った「この町に咲く花のように」もそうです。
相馬への思いと風景、流れる風が見えるような。何度、聞いたことか。
堀下さんは、地元の子供たちと「スマイル」というCDを作ったり、そうま災害FMでもパーソナリティをしたり、熱い気持ちで動いていた。
前回の音楽会の時、工房もくもくの曲も作ってくれて、いっしょに演奏する予定です。
今回、吉池千秋さんとのユニット「ねいろ」でののスペシャルバージョンが、相馬で聞けるチャンスです。
音楽会にむけて、工房もくもくでも、練習が始まってます。
「ぼくは相馬すきだよ」は、震災後に、あんべ光俊さんの曲に私が作詞した曲で、相馬への想いを書いた。
地震、津波、原発事故で街が壊れ、家族がバラバラになり、ほっき貝も魚も野菜も食えない。
当たり前の生活って、本当に大事なんだと気づいた。
練習の時、震災の時と能登の地震が重なって、胸が詰まって歌えなくなった。
きっと、能登のみんなも同じ気持ちだろうな。
傷ついた大切なふるさと、未来を信じて一歩一歩、生きていくしかなくて、
家族や友達や仲間がいて、みんなで支え合って生きていければいい。
音楽会のスポンサーのフレスコキクチさんは、地元で有名なスーパーマーケットで、
原発事故で食料が全くなくなった時、関西まで仕入れに行って食料を書き集め、相馬の食を支え続けた存在です。
能登の地震で被災した人たちに、お客さんから集めた寄付の同額を会社が出し2倍にして、能登に寄付するそうです。
(画像は、震災後、たくさんのライブが開かれた菊地蔵です。震災後に起きた震度6.5の地震で壊れ、解体されました。)
音楽会は、心のバリアフリーを目的に開催するのですが、たくさんの想いが詰まった音楽会になるはずです。
音楽会を実現するために、有料(2,000円)になりましたが、よろしかったら見に行きください。
もくもくは障がい者の団体ですが、気持ちを伝えるパワーはあると思います。
遠方から来られる方もいると思いますので、移動について記しておきます。
・音楽会は、14時開演、16時30分が終演予定です。
(相馬駅までは徒歩15分、車だと5分くらいでしょうか。)
・仙台経由だと、相馬17:03発 → 仙台 → 東京19:56着(東北新幹線)
相馬18:34発 → 仙台 → 東京21:23着(東北新幹線)
・常磐線だと 相馬18:50→ 東京22:44着(特急ひたち)で、日帰りも可能かもしれません。
・飛行機の方、相馬17:03 → 館腰17:56 → 仙台空港19:25(JR)
20:00 大阪(関西) Peach 138
20:25 名古屋(中部) ANA 370
20:35 札幌(新千歳) 日本航空
・ちなみに自動車だと、相馬から仙台空港までは約45分、仙台までは約60分です。
(自動車専用道路ができたので、相馬から福島市までも約60分です。)
・開催日が日曜日なので、相馬のホテルの予約は取れるようです。
(相馬を楽しむなら松川浦の民宿、市内だとコーラスなどがあります。)
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チケットを希望の方は、工房もくもく、モリタミュージック までご連絡ください。
(なくなる可能性もあるので、お早めに....)
工房もくもく
電話(0246)26-4640 / FAX(0246)26-4641 ※土日はお休み
koubou.mokumoku@gmail.com
その時、送り先、枚数をお知らせください。
振込先をお知らせします。チケットを郵送します。
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「とっておきの音楽祭」をご存知だろうか。仙台が発祥の地で、障がいのある人たちとのコラボレーションを楽しむ音楽祭。町中に音楽があるれ、心のバリアフリーを実現する。その思いは、熊本など全国25カ所に広がっている。その創始者で実行委員長の菊地昭典さんが亡くなった。
菊地さんは映画監督でシナリオライターで、音楽祭の様子を収めたドキュメンタリー映画「オハイエ」を上映したことがきっかけで、南相馬でも「とっておきの音楽祭in南相馬」を2度開いいてきた。仙台から障がいを持つパフォーマーとスタッフを連れてきてくれてた。南相馬の音楽祭は震災で中止に追い込まれたが、震災のあった2011年の音楽祭では、全国に散り散りになった南相馬にある障がい者施設の「えんどう豆」の出演に協力してくれた。その様子は「オハイエ2」にも記録されている。
菊地さんの通夜では、たくさんの人が参列し、とっておきの音楽祭のフラッグが掲げられ、テーマ曲の「オハイエ」が流れた。人々に気付きを与え、そのメッセージは全国に広がって、その意思は未来につながっていく。「ありがとう、菊地さん」合掌。
オハイエ2の予告(別窓)
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https://youtu.be/R9ffFOzmv4k?si=vJnafqCdR1G8ZSBG
AAR難民を助ける会から要請があり、もくもくから職員を能登地震のボランティアを派遣した。帰ってきたスタッフから報告があった。
支援物資を高岡市で支援物資を購入、まず、1時間ほどかけ石川県七尾市の障がい者施設まで支援物資を届ける。そこから穴水市を経由し、4時間ほどかけて輪島市や能登町の避難所に届けていたそうだ。そこでニーズを聞き取り、高岡まで戻り、スーパーなどで物資を購入し、また届ける毎日。道路状況は悪く、通行止めや渋滞が発生し、朝早くから夜遅くまで働きづめだったらしい。
動画は震度7の輪島市から町野町の様子。道が細く輪島市の市街地から1時間ほどで孤立していた場所らしい。被災した人でも、避難所に行かずに、近所の住民が集まり小規模の避難所で暮らしている場合もあり、総数が掴みにくいと言う。地域のコミュニテイを守り、暮らしている姿が印象的だったらしい。
東日本大震災の時のように、JDF被災地障害者支援センターが立ち上がる予定らしい。きょうされんをはじめ多くの障害者団体がぶらさがり、支援は長期戦になると思われる。片付けだけで1年、落ち着くまで3年はかかるのではないだろうか。もくもくは、これからも応援していくつもりです。
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Kさんが能登半島へ支援に行く事になり、もくもくのみんなに寄せ書きを書いてもらいました。
まだ、障がい者の情報は入ってこないけど、困っている人がいるんだろうな。
みんなの思いを背負って、Kさんが出かけていきました。
困っている人がいれば、助けに行く。
お互い様なんだよなぁ。
いろんな分野の人が、それぞれの分野で....。
きょうされん福島支部の報告
http://kyosaren-fukushima.org/
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能登半島地震、おそらく多くの障がい者が苦しんでいるはず。
ただ情報がなくて、どんな支援が必要かわからない。
現地で本当に望んでいるものか、見極めが難しい。
善意で送ってもらった支援物資でも、振り分けが大変だったり。
東日本大震災の時、障害者団体の連合で支援センターが出来て支援を行なった。
半年になるか数年になるか、持久戦になる可能性が大きい。
被災直後に支援に入った団体から情報を聞き、もくもくからも応援に入る見込みだ。
あの時、全国の人に助けてもらったことは、忘れられない。
これからも、今できる支援をしようと思う。
母が野から採ってきた野草で、七種粥を作ってくれた。
春の香りがした。
昨年から、俳句を若い時からずっとで作りつづけた父の生き様と向き合うことになった。
自然や家族を愛した俳句を31句選び、家族総出で句めくりを作った。
父が大事にしていたもの、これから私も大事にしたい。
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2024年、今年もよろしくお願いします。
初詣に工房もくもくのみんなで、中村神社と相馬神社に出かけました。
年賀状を見て、抹茶を飲み、一年がスタートしました。
いい年にしたいなぁと思っていたら、北陸での大地震、航空機事故のニュースが流れ、不幸があったりと、心が落ち着きません。
東日本大震災や福島県沖地震の当時を思い出します。
AAR難民を助ける会の友人は、2日には石川県に出かけていきました。
当たり前の生活が続くとは限らない、いつもの日常が大切だなぁと実感します。
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●開催日時・・・・2024年3月10日(土) 14時00分〜
●会場・・・・・・相馬市総合福祉会館(はまなす館) 入場者数・約400人
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●出演者 ・・・・岸田繁(くるり)、ねいろ(堀下さゆり+吉池千秋)、工房もくもくの仲間たち
●入場料・・・・・チケット代 2,000円 (一部はもくもくへの寄付となります)
モリタミュージック、工房もくもくで取り扱います。
●主催・・・・・・工房もくもく
●協賛・・・・・・フレスコ株式会社
●協力・・・・・・NOISE McCARTONY
(株)ポケット
(株)仙台放送エンタープライス
●企画・制作・・(有)モリタミュージック
主催の「工房もくもく」は、障がい者の福祉施設です。就労支援として、はた織りや紙すき、シルク印刷などで相馬のお土産品を作っています。障がい者があっても、幸せに暮らせる町にすることを願い、今まで「みんなのしあわせ音楽会」を開催してきました。普段生活をしていると、障がい者が主役となることなく、存在が見えてきません。プロのミュージシャンと同じステージに立ち、彼ら表現するメッセージをたくさんの人に見てもらう。モリタミュージックさんの協力で、たくさんのミュージシャンが協力していただいて、音楽会を作ってきました。
今回のゲスト「くるり」の岸田繁さんとは、東日本大震災の時からのお付き合いです。京都音博でバッジ販売させてもらったり、菊地蔵(地元のフレスコキクチの会議室 )で音楽ライブや、最後のメーリークリスマスのPVの収録などくるりの皆さんとは、たくさんの思い出があります。くるりのアルバムに収められた「soma」は、東日本大震災の後に作られた楽曲で、この曲に救われた人も多いと思います。
2人目のゲスト「ねいろ」は、堀下さゆりさんと吉池千秋さんのユニットです。堀下さんは、相馬出身のシンガーソングライターで、毎回、音楽会のゲストとして参加して頂いています。NHKみんなのうた「カゼノトオリミチ」で知られ、相馬市にて東日本大震災に遇い「そうまさいがいFM」のパーソナリティの担当、福島県相双地区の幼稚園から高校まで22校1307人がレコーディングに参加した「スマイル」を作り上げました。
相馬は2度の水害と2度の地震で大きく傷つき、建物は解体され、街並みも変わってしまいました。ゲストの皆さんと共に、音楽会を通じて、皆さんに元気を届けられたいいと思います。
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クリスマス会、たくさんの人に応援して頂いて、楽しい時間を過ごすことができたようです。
(....というもの、私はプライベートな事情で参加できず、残念な状態でした。)
ケーキやお菓子、応援メッセージを頂いて、地域の人との関係ができたのが、何ともうれしいです。
ありがとうございました!
歌やダンス、プレゼントに皆さん、大満足だったようです。
メリークリスマス!
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クリスマス会の準備が始まりました。
みんなで、松ぼっくり、アケビの蔓、ヒバの葉、材料は山から取ってきました。
スタッフも得意分野なようでで、ノリノリです。
ワクワク感がありますね! どんなリースができるか楽しみです。^_^
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大学の卒後研究に、養護施設の収容形態のことを書いた。
というのは、児童相談所の一時保護所の非常勤で働いていて、何割の子供たちは養護施設に送られていき、そこで育つ。気になり見学すると、家庭に程遠い感じのものがあったり、施設という言葉のイメージの形が多かった。ただ、そこで働く人の、子どもを大事にする思いに触れることでもあったので、神奈川と全国の施設を見て回ったのが、もしかしたら私の福祉の原点だ。
今回、「REALVOICE」という映画の上映会で、販売させていただいた。養護施設の卒業生の声が収められたドキュメンタリーだ。家族として認知されない場合だったり、虐待があったり、心揺れる子どもたちの心が映し出される。監督のまこちゃんは、養護施設の卒業生に、成人式の着付けを行う無料で行うプロジェクトで知られた人で、撮影編集したライトさんは、相馬の養護施設の卒園生である。
誰しも生きていく環境で、どんな人と関わるかで、しあわせかどうかが決まってしまう。
親がいない、家庭がない場合はどうなんだろう。同じ人として生まれ、同じ権利があるはずなのに、平等とはいかず支援が必要になる。ただ施設の職員や里親から愛情を受けて育ち、しあわせに暮らしている人もいる。家があり、家族がいて、仕事がある。そして余暇も大事。それをノーマライゼーションという言葉の意味であると知ったのは、大学を卒業して10年くらいしてのことであった。多分、私はこれがしたかったのだ。
社会とつながり、理解を深めてもらうために開いてきた「みんなのしあわせ音楽会」
今年はどんな曲にするか、試行錯誤が始まった。
レパートリーはたくさんあるが、歌いやすい曲にするか、ノリがいい曲にするか、思いが詰まった曲にするか...。
練習を始めると、みんなが音楽が好きで、音楽の力を感じる。
音楽会は、今年も3月に開催する予定です。
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父が、布団から起き上がれなくなり、ベッドを準備した翌日、病院に連れていくと入院となってしまった。
入院は覚悟していたが、病院では面会でないと言われ、退院の可能性もあるが、PETの検査結果次第ではもう会えない?
心の準備ができていなかったので、これは辛い。母にも伝えにくいなぁ。
コロナが理由で、どれだけの人が同じ思いをしたのだろう。
認知症で理解していない父に、「今日はここでお泊りだよ」と言う。
この度、「東北ろうきん」さんから、寄付金を頂きました。
申請をした訳でもなく、工房もくもくの活動が認められ選出されたとの事で、びっくりです。
もくもく以前の話ですが、震災後、南相馬市の福祉事業所がバッジを作るプロジェクトでも、「ぜんろうきん」さんから、バッジをたくさん注文してもらいました。
話を聞くと、労働金庫は、戦後の不景気になった時や、災害などで困った市民や企業のために作られたと知りました。
支店長さんが、工房を訪ねてこられて、本当に頭が下がります。ありがとうございました。
大切に使わさせていただきます。
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市役所での合同販売会も2日目、昨日よりはお客さんの人数が、少なかったものの盛況でした。
昨日は、苦労して作った日めくりカレンダーが売れなかったのですが、今日は持っていった5つが完売しました。(涙)
みんなが描いた龍の絵のカード(年賀状?)を買ってくれる人がいて、うれしかったなぁ。
新地のふくちゃん、絵を販売するという画期的な試み。 結構、売れていました。
南相馬のあさがおさん、昨日の2倍は持ってきていたと思うのですが、これも完売!
すごいですねぇ。販売会では、食品が強いですね。
売り上げは利用者の工賃になり、市民との交流に機会を持つことができます。
わずか2時間という販売時間でも、目的は達成していたと思います。
相馬市長の立谷さんも、秘書課の人を引き連れ、各施設のブースを周り、商品を購入してくれていました。
もくもくでは、野馬追カレンダーを購入。毎年、ありがとうございます。
相馬野馬追の時にも、大量注文を頂いています。感謝!
一歩一歩ですが、いい町になってきているなぁと実感した1日でした。
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障害者週間に合わせて、福祉事業所の合同販売会が始まった。
震災前、障がい福祉分野が盛り下がって、事業所の数も少なく、工房もくもくを作ったことを考えると、相馬市と新地町にこれだけの事業所が出来て、積極的とは言えなかった相馬市が全面的に協力して、市役所の玄関ホールで販売会を開いてくれている。当たり前のように見えて、少しづつ動いてきたことが形になってきた。
福祉事業所の販売だけでなく、絵を展示するコーナーや、就労や生活に関する相談コーナー、事業所のパネル展示があったり、内容は盛り沢山で、初日の昨日はたくさんに人が訪れ賑わっていた。福祉関係者と利用者の親、市役所の職員が多いとは思うが、十分な集客だったと思う。
相馬市と新地町で、お菓子とパンなどの食品を扱う事業所がなくて、南相馬市から、ビーンズとあさがおが協力してくれたが、あさがおのシフォンケーキとお菓子と、新地のフュージョンアグリのトマトは、12時前には完売してしまった。やはり食品系が人気だなぁ。
12月6日(水)も、11時から13時まで、相馬市役所で販売が行われるので、興味のある方はいらしてください。
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合同販売会に向けての、日めくりカレンダーは、Echigoさんが作ってきたイラストの集大成。
厚い紙で両面印刷したかったが、プリンターが紙詰まりを起こし、プリンターを変えてもダメ。
く〜! ストレス! うまくいかね〜。
締め切りが迫ってきたので、薄い紙に切替え、とりあえず5部だけは作った。
商品企画は、時間がかかるなぁ。
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相馬市役所で、相馬市・新地町の福祉事業所合同販売会が開かれ、もくもくでも販売します。
食品系の商品がないので、南相馬市のビーンズさんとあさがおさんの応援をいただいています。
就労に関する相談コーナーも開催されるので、遊びにきてね。
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<障がい福祉事業所の合同販売会・相談会>
日時 12月5日、6日 午前11時〜午後1時
場所 相馬市役所 御仕法通り(玄関ロビー)
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急に寒くなって、我が家のイチョウも色づいた。
風情があっていいのだが、大きくなりすぎて、切るに切れない。(涙)
さて、12月5日〜6日に、相馬市役所で開かれる、福祉事業所合同販売会に向けて、日めくりカレンダーを企画、製作中。
イラストと数字をレイアウトして、タイトルを決め、それが正しいかを騎馬会に確認して、何度も修正する。
丸棒にカードリングを付けて、めくるようにしたのだが、ずれ落ちるのでスリットを削るため、眠っていた木工機械を使おうとするが、普段使っていないので思うようにいかない。(泣)
溝を掘らず、丸棒に糸を巻いて滑り止めにするかと、Nanaさんに丸棒に頼み込む。
趣旨を理解して、相馬藩の3つの神社を示す3色の糸で巻いてくれてた。
これがアクセントになって、とてもいい感じになり、みんなから大絶賛!
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相馬をテーマにた作品を描く作家さんは数が限られていて、佐久間善彦さんはその一人だった。
歴史や文化を解釈して、かつ画力も必要とするから、小さな相馬という町では希有な存在だった。
佐久間さんがデザインした相馬野馬追の騎馬武者の旗指物のタペストリーやバックは、みんなから愛されている。
もくもくでも、Tシャツの仕事を依頼されたことがあって、佐久間さんとお付き合いがあった。
デザインを快く提供して頂いて、野馬追のバッジも作った。
相馬が好きで、相馬をテーマにした墨絵も多い。
田町通りが再開発する時に、取り壊される前の街並みを、佐久間さんが描いた絵巻物が展示されていた。
三十年ほど前なのかなぁ。随分、街並みも変わった。
あの頃は、町に賑わいがあったけど、今では勢いがない。
佐久間さんが亡くなったことで、市役所の前にあった割烹の「まる久」が暖簾を下ろす。
時代と災害に飲み込まれて、相馬の歴史や文化が次々と消えていく。
会場で会った知人に「相馬を知らない人に、相馬を紹介するモノがないのよね。」「佐藤さん、作ってよ。」と言われた。
確かに、相馬は文化があっても、それをうまくアピールできていない。
町をよくするなら、一人でできるもんじゃないし、みんなの力が必要かな。
私は絵描きでもないし、障がい福祉の方は忙しくなる一方で、地道に商品企画するしかないな〜。
でも、ペースを上げないと、自分の持ち時間がなくなる危機感を感じています。
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毎年、恒例の「野馬追カレンダー」の製作が始まった。
例年、
コツコツ仕上げていくので、時間はかかるが、
一部に木も使うため、テーブルソーで材料を切り出し、
もうすぐ12月、季節限定の商品なので、忙しすぎる毎日です。(
塩手山をご存知ですか?
相馬市の山上地区にある標高282mの山で「日本一遅い山開き」が11月23日(勤労感謝の日)に開かれます。
実行委員会から注文があり、山上小学校の生徒が描いた絵のバッジを納品させてもらいました。
工房もくもくと地元とのつながりが、増えてきているような思います。
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みんなと一緒に、リフレッシュするために、海に出かけた。
笑顔をたくさん見れて、幸せな1日。
散歩についていけず、脱落したMiduhoさんは、公園で居眠り。
私は一週間ほどお休みして、リフレッシュできたかと思えば、そうでもない。
休んだ分、仕事が溜まって、忙しい毎日になってしまった。
頭は回らないし、体力も落ちて、パフォーマンス悪し60代。
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震災から12年、相馬の福祉事業所のなかまが集まって、防災BCPの勉強会を開いた。
相馬は、津波や河川の氾濫、地震で何度も被災し、そして何人かの命は失われた。
今、自分たちのできることとして、同じ失敗を繰り返さないように、災害の時の避難を考えておくこと。
一人では何もできないけれど、ほとんどの相馬の就労と生活介護の福祉事業所と相談事業所が集まってくれた。
相馬市も新地町も、そして相双保健事務所(県)も来て、避難が難しい人の避難計画について話し合った。
顔が見える関係ができて、共通の話ができる関係ができつつある。
ここまで来るのに何年かかったのだろう。
相馬は、きっといい方向に進むに違いないと感じたが、甘いかな。
Zoomで見てくれた皆さんも、ありがとうございました。
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Miduhoさんの、26回目のお誕生日。
たくさんの人に支えられて、愛されて、愛を与えて、長いような短いような時間だった。
知的障がいがあり、うまく話せないけど、しあわせに生きている。
大好きなキスマイ の中古CDを買って、仙台の人気のケーキを食べて、満足そう。
26歳といえば、適齢期なんだろうけど、グループホームとか、親なき時のことも考えないとな。
ケーキは、今まで食べたことのないレヴェル。
店のオーナーは、相馬の隣町の丸森町にある栄泉堂の息子さんらしい。
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相馬で、防災BCPの勉強会を開催します。
地元の福祉サービス事業者向けのイベントですが、Zoomでも視聴できるようにしました。
一部、制限があると思いますが、興味のある方は、覗いてみてください。
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東日本大震災から12年が過ぎようとしています。相馬市では、震災後も2度の水害と2度の大地震を経験しました。大雨で車が流され在宅の障がい者が死亡事故が発生、いくつかの福祉事業所が床上浸水しました。さらに2度の地震では、事業所が使えなくなり解体や移設を余儀なくされた事業所もあります。
国は2024年4月までに、施設系・在宅系を問わず福祉サービス事業所に、BCP(事業継続計画)の策定を義務付けしました。事業継続計画とは、災害などの緊急事態が発生したときに、事業所が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画ですが、「BCPって何なの?」「どのように取り組めばいいの?」などの声があります。相馬・新地の福祉事業所が集まり、勉強する機会を設け、実効性のあるBCPを作りたいと思います。
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みんなで考える防災BCPワークショップ その1
日時 2023年10月31日 13時30分〜
会場 相馬市総合福祉センター はまなす館(相馬市小泉高池357)
主催 そうま福祉事業所連絡会、AAR Japan(難民を助ける会)
後援 きょうされん福島支部
協力 福島県・相馬市・新地町
参加の申込み(対面):FAX 0244-26-4641 (事務局・工房もくもく)まで
(1)プレゼンテーション
BCPの考え方、作成手順について
事業継続計画について、行政(県の担当者)の説明の後、先行してBCPを作成した福祉事業所のプランを例に、そのアウトライン(概要)を学び、情報を共有します。
※工房もくもくからは、発災時に活用できるようパワーポイントの様式で作ったBCPを、スマイルワークからは、簡略バージョンBCPの紹介があります。
(2)ワークショップ「○○さんは逃げられますか」
相馬市、新地町で、災害時に障がいがある人は逃げることができるのでしょうか。福祉事業所で通う利用者や在宅の障がいがある方のマイタイムライン(防災行動計画)を想定し、福祉避難所などに避難する場合など、みなさんと考えたいと思います。
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みんなで考える防災BCPワークショップその1
時刻: 2023年10月31日 1:30 PM から
参加 Zoom ミーティング
https://us02web.zoom.us/j/
ミーティング ID: 854 7435 6986
パスコード: 923285
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新色の「相馬てぬぐい」が、仕上がってきました。
相馬の名所、おみやげ品などのイラストが描かれています。
イラストを書いてくれたのは、もくもく応援団の「ハニホ堂」さんです。
ブルー、ピンク、グレイの3色のてぬぐい、これから、紙の帯を着け販売します!
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日本海に面した、京丹後にある福祉施設を訪ねた。
なぜかと言うと、
その一人に聞けば「12年で計40回くらいかなぁ」と答え、
仕事を終えて飛行機に飛び乗り、次の日、レンタカーを借りて、京丹後に向かった。
京都というと都を連想するが、山が多く、
3人が出迎えてくれて、障がい者がはたらく喫茶店「カフェ・こびーぬ」で食事をする。
クオリティが高い!
店内には、南相馬の「えんどう豆」
販売されている陶芸も、なかまの手作り。
隣接する生活介護の「チューリップハウス」を見せてもらう。
聞けば20名ほど?の利用者がいて、障害程度区分5〜
医療的なケアが必要な方もいて、地域で生活するために、
自分の住む相馬には、これだけの施設はないので、
おぉ、くるみちゃんTシャツを着ている人がいる!うれしいですね。
さらに、ここにいる人たちが入るグループホーム(ケアホーム)
運営をしている「あみの福祉会」は、日中支援(生活介護や就労継続支援B型を数カ所)
本部のある「四つ葉ハウス」は、幼稚園をリノベーションした建物で、生活介護、就B、日中一時の多機能事業所で、はた織り、陶芸、
第一印象がとても明るい。利用者を「なかま」と呼び、
機織りはもくもくでも行っているが、模様を入れたり技術が高い。
カメラを向けると、織った布を自慢そうに見せてくれて、
ゆるキャラのマスコット人形は、
はた織り、
陶芸は、ろくろに向かう人がいたり、神社で使う「かわらけ」
パン工房は、お客さんが入れるお店があって、
美味しそうなので、お土産に送ってもらうことにしたが、
グループホームは2か所あり、
上が女子のグループホーム、下が男子
男子の方は、昭和の旅館を改修したタイプで、
リフト付きの浴槽もあり、利用者はいなかったが、
親は立派な箱を望むかもしれないが、新築でなくても、
いつもは、こんにゃくを作っている工房では、
ここで中古本を集めクリーニングし、
ほかにも、資源回収を本格的に行なっている事業所があったり、これだけのバリエーションがあると、障がいの程度、知的、身体、
多分、見ている目標が同じで、
以前「佐藤さん、どこまでやるの?
休日なのですが、10月からインボイス制度がスタートすると言うので、請求書や領収書、レシートをインボイス対応にしました。
売り上げ1,000万を超えている訳ではないのですが、道の駅などの販売店から登録番号の提出を求められ、番号を登録しました。
もくもくでは、Airレジ(リクルート)とMF請求、BASE を使っているのですが、変更が大変かなぁと心配でしたが、スムーズに更新できました。
基本、福祉事業は減免のはずなんじゃないのか!障がい者が働いた売り上げから税金とる? 無駄な事務仕事が増えるじゃないか!とか、釈然としませんが、とりあえず法人番号は取っております。
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第6回目のマルシェに、地域の人たちがたくさん来てくれました。
福祉に関わる人も来て、パンやケーキを買ってくれてたり、話をしたり、施設内を見てもらったり....。
少しづつ「もくもく」の認知度が上がってきたように思います。
南相馬市の「あさがお」と「ビーンズ」、新地町の「フュージョンアグリ」のトマト、相馬の「ミッキーズハウス」の野菜など、福祉事業所の商品も取り寄せして販売し、ほぼ完売しました。よかった〜。
物々交換もわらしべ長者の話を思い出し、面白かった。
ハロウィンマルシェということで、子どもたちには、無料でお菓子釣りをしてもらいました!
地域の社会資源になってきたこともうれしいですが、みんなの笑顔が見れるのがいいですね。
集客は、スタッフの口コミにも助けられているかな。 いろいろ感謝です!
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今日は、もくもくマルシェのポスターとチラシを地域の家々に配ってきました。
区長さんの話では、住宅地になって新しく入ってきた住民との交流が難しいようです。
まだ実現していませんが、集落の自治会、婦人会との交流が出来たらいいなぁ。
小さなイベントですが、継続していきたいと思います。
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いのしし、リス、たぬき、ハクビシン、時には猿が干し柿を食べ来た時はあったが、カモシカは初めて。
家の環境が、どれだけ田舎なんだという話なんだっていう話なんですが、人間のエリアと動物のエリアが曖昧になっている気がするなぁ。
2匹のカモシカが現れたそうで、娘が撮影しました。
ウチの山も手をかけなくなり、田んぼも後継者がいなくなって、里山の環境が変わってきたのかな。
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第6回目のマルシェを開きます。
今回の目玉は、物々交換的フリーマーケットで、不要だけど使えそうな物をひとつ以上、持って頂き、誰かが持ってきた物と交換するイベントです。
市内の福祉事業所や地域の小さなお店のお菓子や野菜などが並びますよ。
ちょっと早いハロウィンという事で、子どもたちに何かあるかも?
月に一度のイベントの日、みんなで仙台のモール(デパート)に出かけた。
この日のために、スタッフは何をどこで買いたいか、何を食べるか聞き取り、誰がどの様な動くか、誰がフォローするかシュミレートしていた。
電車に乗って一人でショッピングに行くことはできないし、障がいがある人にとって、活動には制限されるのが常なのだ。
本当に嬉しそうに、電車に乗り、CDや本や雑貨や衣料品など買い物をする。
私は、不調になるだろう人たちのために、電車ではなく、自動車で仙台まで行き、載せて戻ってきた。
彼らが支払った金額は、1ヶ月の工賃(給料)ほどだったりするので、何だか切なくなる。
みんなの笑顔を見て、スタッフは充実感を得て、また明日に向かう。
地元出身(宮城県山元町、相馬生まれ)の、こおり健太さんのポスターを発見。
がんばってますね〜!
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日常、いつもと同じ環境が続くとは限らず、一瞬で変わることがある。
家族がいて、仕事があって、誰もが支えながら生きていて、普段はあまり気づかない。
失い、それが現実になって、改めて再構築する。
原発事故で福島から埼玉に避難した利用者からハガキが届いた。
グループホームに入ることが決まったそうだ。
ちなみに相馬には、彼が入るようなグループホームはないかな。
今、支えている人がいつまで元気か、障がいがある人の親の共通する課題だ。
自分がいつの間にか高齢者となり、体力的な限界を感じる中、環境を作るには準備も必要になってくる。
今、しあわせに暮らせるように、日々を紡ぐ。
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宮城の新聞「河北新報」の1面に福祉の記事が載った。
知的障がい者が高校卒業後、進学先としての大学にあたる「専攻科」の話が西日本で進んでいる。
大学と言っても、福祉サービスの自立訓練(生活訓練)で行う仕組みらしい。
宮城県で取り組んでいる2カ所が紹介されている。
障がい者福祉のこの内容が朝刊の1面を飾るなんて、新聞社の意識が高いのか、時代は変わったものですね。
思うように前に進まない現実が多い中、勇気づけられる1日でした。(^_^)
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https://youtu.be/Va6FXS-1r1I?si=epWNZDCZvM3Ai_eF
我が家の3人の娘はみんな、仙台の学校さ行ってんだ。
嫁さんも仙台で、義理の婆ちゃんのネイティブな仙台弁、思い出した。
地元の人でないど、わがんねがもなぁ。
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もくもくが出来て7年、ようやく相馬市社協主催の「はまなす館まつり」での販売が実現しました。
公民館での生涯学習の作品展示や幼稚園の絵の展示、シルバー人材センターの物販などがありました。
自立支援協議会の就労部会で、障がい者の就労分野のパネル展示をと事業所の製品販売を行いました。
社会に働きかける時、思うようにならないものですが、一歩一歩ですね。
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久しぶりに、みんなでお絵描きのワークショップをしました。
既成概念がない人の方が自由に描けるかな。
それぞれ個性が出ていて面白い。
描き慣れてオリジナリティが出るのには時間がかかりそう。
それにしても、前日に防災BCP(事業継続計画)の話題をしていたら、またも福島県内が被災してしまった。
台風13号の大雨で、いわき市と南相馬市で被害があましたが、工房もくもくは無事でした。
いつ、どこで発災するかわからず、短時間で判断を迫られるので、準備しておかないと対応できないですね。
施設内の排水が流れにく溢れてしまったので、草刈りと排水溝の掃除をしてきました。
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埼玉での「きょうされん」の全国大会に、もくもくから3名が参加しました。
県外にお出かけする機会が少ないなかま(利用者)のため、スタッフ同行で行く機会を設けています。
全国のなかまとの交流や、おいいしいものを食べて、成長して帰ってきました。
写真をみんなに見せて、報告会を開きました。来年は滋賀県です。
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相馬市は、大雨で河川の氾濫を2度経験し、2度の地震で市内の3,000戸の家が解体することになった。
大雨で車が流され在宅の障がい者が死亡し、もくもくは2度の床上浸水、地震で我が家は取り壊しとなった。
災害がこれだけ起きると、災害への備えはやっておきたいので、この1週間、朝から晩まで、BCP(事業再開計画)だけに集中して作っていた。
国は令和6年度から、様式とマニュアルは作り、福祉施設のBCPの作成を義務化している。
だが、様式はワードのため、発災時には使いにくいかもと思い、パワーポイントで作ってみた。
項目を色で分け、図案を多くして、瞬間で判別しやすいようデザインした。
災害は広域で発生するので、相馬市(行政)や他の福祉事業所と協働して対応をするのが好ましい。
もくもくには、避難が困難な人がいて、また災害が起きたら嫌だな。
市の障がい福祉課や市内の福祉事業所に声をかけて、みんなで情報を共有し作った方がいいのではないか。
講師を招いて話を聞くというよりは、みんなで勉強会を開くのはどうだろう。
12年前の地震と津波と原発事故、あの時の光景が時々、散らつく。
被災したのに、次の世代に生かさないなら同じ失敗を繰り返すことになる。
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現場でしあわせな表情を見れると、こちらもしあわせになる。
障がいがあっても、いや、あるからこそ、元気をもらえる。
障がいが重いか、軽いかではなくて、しあわせな人はしあわせで、そうでない人もいる。
何が違うのかな。考え方かな?家族?友達?
愛情をたっぷり受けて育った人は、心に余裕があるような気がする。
その人が持っている人間関係で受け入れてもらって、その中にしあわせがあるのかな。
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南あわじ市が主催の防災ワークショップ。阪神淡路大震災と東日本大震災の被災地の学校が参加する。
小学校、中学校、高校、大学の学生が膝を交え、2泊3日、年代を超えて学び合う。
災害を経験し、教訓が生かすために、若い世代が繋いでくれている。
「小学生でも自分の意見を堂々と言うんだよ!」参加した娘は、興奮気味に様子を語った。
避難所で障がいのある人が避難してきた、どう対応するかの寸劇してシュミレーション。
南あわじ市、行政がいい仕事をしていますね。
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野馬追マグカップ をの製作が始まりました。
試作は出来ていたのですが、パッケージが決まらず、遅れてしまいました。
野馬追に間に合わず、反省!
箱詰め作業を、みんなで手分けして行いました。
スタッフは、それぞれが得意なことを見極めて、仕事を割り振ります。
Mayumiさんと、浜の駅・松川浦に納品してきました。
マグカップ 、売れるといいなぁ。
10本ほど置いていた「相馬野馬追うちわ」完売していました。^_^
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