社会福祉協議会の3.11

  • 2014.02.03 Monday
  • 21:52
Photo(22).jpg

南相馬市は、小高町、原町市、鹿島町が合併しできた市で、社会福祉協議会は、それぞれの区に社協の拠点があった。社協は、在宅の老人や障がい者、地域のボランティアを支援する広域的な福祉を担っている団体である。


市社協は、災害発生時に必要となる要援護者名簿を持っていた。それは民生員と言われる地域の世話役のまとめ役であり、普段、在宅の老人の支援を行ってきたからだ。鹿島区の地域福祉課課長佐藤さんは、翌日行われるボランティアフェスティバルというイベントの準備をしていた。午後246分、体験したことがないような大きな地震があった。そして午後3時過ぎに大津波が南相馬を襲った。晴れているのに、海の上だけが真っ黒な雲に覆われ、雷のような音が鳴り響いていたと佐藤さんは言う。


管理者から社協の職員に、職員に21組で、自宅に戻り、家族の安否確認をするように指示があり、その後、佐藤さんは、鹿島区の社協に戻った。9mを超える津波が海岸線から3キロまで、津波は押し寄せていて、壊滅的な被害が、次々に報告された。集落ごと津波に飲み込まれた所もあった。社協はデイサービスを運営しており、高台の桜平山の避難所に向かったが、一般の人でいっぱいの状況で入る事ができず、センターに戻ってきた。避難所として設定されていない場所であったが、津波で被災した人たちが次々に訪れ、社協の職員は、泥を被った津波の被災者たちをお風呂に深夜まで入れ続けた。


 原町区社協の入っている福祉会館は、避難所に指定されていた訳ではないが、避難所を開設する事になる。職員は、支援を要するひとり暮らしの老人を訪問し、避難所にて介護を行った。翌日、県社会福祉協議会から応援が入る。ボランティアセンターを立ち上げの準備が始まった。だが312日、福島第一原発が爆発し、南相馬市は危機的な状況に陥る。被災者が 避難所から避難を余儀なくされる。医療が崩壊、食料も入ってこない。そして、県社協を含め外部の応援部隊も入れない状況になっていく。

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM