ぴーなっつの3.11

  • 2014.01.16 Thursday
  • 23:45
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 南相馬市にある生活介護の障がい者施設「ぴーなっつ」は、相馬地域の重度の障がいを持つ人たちが利用している施設です。3.11震災があった日の様子を支援員の石田さんに聞きました。

 午後3時前、帰りの準備でフロアーを掃除していた頃でした。大きな地震でしたが、普段、避難訓練をしていたように、利用者はテーブルの下に隠れケガはありませんでした。テレビから津波の情報が流れ、最初は1mだったのが3m10mと次第に大きくなっていきました。午後4時の送迎の時間となり、いつものように送迎の職員が来て、理事長の青田さんから、送迎は職員が2名付くように指示されました。万が一の想定の時、利用者の対応に困らないようにとの配慮でした。

 帰りの送迎のルートであった鹿島区の国道6号線は、海岸線から3キロ以上あったのですが、津波が押し寄せました。幸いにも、送迎車は時間差があってそこを迂回し、利用者を保護者に引き渡すことができました。道路が壊れ、渋滞が起きて、職員がぴーなっつに戻ったのは午後8時頃だったと言います。地震、津波で停電し、コンビニでは食料の買い占めが始まっていました。ぴーなっつは、市街地にあるのですが、施設から1キロほど手前まで津波は押し寄せました。家が流されてしまった利用者もいました。

 国道6号線で浸水した場所には、震災から2年が経った頃に看板が建てられました。福島は宮城に比べると、津波に警戒する人は少なかったように思います。地震が続き、集落が消えた所がある状態で、津波がまだ来るかも知れない状況でした。連絡手段も制限される中、送迎して利用者を保護者に引き渡すだけでも、大変な労力であったと思います。

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