音楽のつながり Vol.12 荒川知子さん

  • 2020.05.21 Thursday
  • 00:02

 

 
 荒川知子さんとの出合いは衝撃的だった。私はダウン症の子の親だが、親の会で「荒川ファミリーアンサンブル」の音楽会を企画した。リハーサルの時、知子さんのリコーダーを聴いて鳥肌が立った。澄んで真っすぐな音、人を感動させる力があった。音楽一家に生まれて、新日本フィルのフルート奏者の荒川洋さんを兄に持つ。お父さんのフルート、お母さんのピアノのアンサンブルから、家族の愛情も伝わってくる。

 

 彼女はダウン症ではあるが、光り輝く存在である。彼女を障がい者と見ることはなくて、自分の価値観も変わった。演奏する会場の人々の表情がやさしくなっていく。南相馬で「とっておきの音楽祭in南相馬」を開催するきっかけとなり、彼女をゲストに2009年、2010年と開いた。同じように、彼女がきっかけで、熊本をはじめ全国各地で「とっておきの音楽祭」されている。

 

 2011年、東日本大震災のため南相馬での音楽会は開催でなかったが、鹿島区の仮設住宅でミニコンサートを開いた。彼女が名誉市民を務める熊本県人吉市から、当時の田中市長をはじめたくさんの人がボランティアが仮設の人たちが南相馬に支援に来てくれた。その後も、法人の立ち上げの時に、相馬での古謝美佐子さんのコンサートにもゲストで出演してくれた。振り返ってみると、私の進むべき道を示してくれたのが、荒川知子さんだったのかもしれない。

 

 

 

コロナ禍が終息し、また「とっておきの音楽祭」で知子さんの演奏が聴ける日が来ることを祈っています。

 

 

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