ノーマライゼーション

  • 2012.04.04 Wednesday
  • 22:58



 障がいがあってもなくても、普通の場所で、普通の暮らしをすることができること。人間として幸せに暮らすこと。住む家があって、家族と暮らし、教育を受けて、社会人となり仕事をする。この考え方は、ノーマライゼーションと言い、福祉の根幹となる考えですが、私の中の永遠のテーマでもあると思っています。こんな当たり前のことが、実現できません。

 福島県においても、障がいを持つ子どもが家族と一緒に暮らせない状況であったり、辺鄙な山の中の施設で生活している状況がありました。グループホーム、ケアホームができたのは最近のことで、南相馬においては、まだ数件しかできてはいませんでした。就労についても、一般の会社で就労するような事例は少なく、作業所で少ない給料(工賃)と年金で生活しているのが実態です。

 南相馬では、「あさがお」と「ほっと悠」の主に精神に障がいを持つ人を支援してきた作業所が、グループホームなどの住む場所を提供してきました。また、働く機会を増やし、工賃向上させ、自立した生活をさせようと積極的に取り組んできました。この2つの作業所に行くと感じるのは、利用者のみんなと支援する人が一緒に、チームワークで仕事をしているということです。利用者の皆さんが自立した生活をしているという前提としているからでしょうか、元気に働く姿勢が伝わってきます。

 写真は「あさがお」のMさんです。震災後、グループホームの人たちと避難し、南相馬に戻ってきてからも、利用者の方たちを支え続けてきました。いつも稟としている方です。彼女たちの強さと優しさは、人間に対する愛情から来るものではないかと思います。原発事故という障害はあっても、彼女たちの生きる姿は輝くことでしょう。

(Photo by ザルツさん)
 
 

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