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2016.02.27 Saturday

悲鳴


 東京から来たボランティア団体を案内して、南相馬から浪江町へ入る。バリケードで閉ざされた家、除染で出た廃棄物が入れられた黒い袋、人にいない町に、写真を撮る気持ちになれない。ガイガーカウンターを持ち込んできたので、警告音に自分の神経が持たない。この悲しい状況を、5年もの間、伝え続けてきたけれど、この障がいを受け入れることは精神的苦痛が伴う。今の状況の私が、避難しているその当事者であるとは言えず、忘れたいし、前を向いていきたいという感情が生じる。だが、この現実を知ってほしいという使命感はある。半日の案内であったが、疲れが出て心も体も悲鳴をあげダウンしてしまった。


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