イモムシオヤカタ

  • 2014.05.07 Wednesday
  • 23:27
  ふくの島のカムラの村に、イモムシオヤカタやってきて、「もっとお金があれば、もっといい生活ができる」と言った。

村の人は、「消えない火」を入れる大きなひょうたんと、それを入れる白い箱を作ることになった。

村の人はお金持ちになったが、次から次に目新しいモノを買うはめになり、それを買うためにお金を稼ぎ、お金を使った。

ひょうたんは、村のモノでも、島の人のモノでもなく、お金を作るための道具になった。

村人は、ひょうたんを作ることでお金になるので、次々にひょうたんを作り続け、止めることができなくなった。

イモムシオヤカタは、ヒガシの島の精霊だったが、ふくの島に移り住んでいる。

ひょうたんが壊れて、消えない火が、外に飛び出して、イモムシオヤカタは、どうかんがえているかって?

そいつはわからないなぁ。今度、会ったら、オヤカタに聞いてみるといいよ。

ふくのしま物語(1)

  • 2014.03.21 Friday
  • 00:04
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 むかし、むかし、青い海と空の間に「ふくのしま」という島があったんだど。

 そこには、人間と精霊が幸せに暮らしていたんだど。

 ある日 、カムラに住む人間が、神様の約束を破って「消えない火」を花園から盗んだんだど。

 神様は怒って、花園を大きな足で踏みつけてたんだと。

 そしたら、ひょうたんの壷が壊れて「消えない火」が外に出てしまったんだど。

 それはそれは、大きな音がして、島が揺れて、黒い雪が降って、島の時計は止まってしまったんだど。

 黒い花が咲いて、黒い魚が踊って、黒い鳥が笑って、大騒ぎになったんだと。

 村の人は困って、アヅという精霊に、「どうしたらいいべ?」と聞いたんだんだげど、「わがんねがら、調べてみっぺ。」と言ったんだど。

 
 つづく。
01.AZU.jpg    
(イラスト;たきざわくるみ+仲間たち)
 

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