小高の向かう道
- 2024.03.17 Sunday
- 22:11
当時、原発から20キロ圏内に入ると雰囲気が変わり、警察がいて、結界にはいるような感じだった。
すでに13年が経過し、それほどの違和感はなくなったけれど、当時の光景がフラッシュバックする。
小高の町、駅前通り、人がいなくなって、小高駅前の駐輪場には原発事故で自転車が放置された。
しばらくして、避難中の旅館の女将は、街が生き返ることを信じて、花を植えていた。
街は除染され、壊れた建物は消されて、少しづつ人が戻り、食堂ができたり、本屋ができたり、学校も復活した。
戻ってきた人もいるけれど、元々住んでいた人は避難してしまって、震災後に入ってきた人が、町を引っ張っている。
こぎれいな町だからなのかな、この違和感。 でも、一歩一歩、前に進んでいる。
駅前のお店「Kira」2度目の復活。
被災地のモノを売っていたが、おしゃれな福島県内のセレクトショップになって生まれ変わっていた。
店主は、ハンドメイドの時計屋さん。
工房もくもくの商品を取り扱ってくれるという。
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